二子神社

参道からの二子神社二子神社{ふたこじんじゃ}は、多摩川の隣に鎮座する神社で、大山街道にも近い。常駐の神職はいないし、写真で見える通り参道は民家に囲まれる。境内にはブランクや滑り台が設けられるし、岡本太郎の作品も聳える。岡本太郎はこの周辺で産まれたし、この作品はお母さんを記念するものだそうだ。境内が二子公園になるそうだから、私がお参りした時に近所の人が憩った。子供達が遊具の周りで遊んだし、社殿の前にお年寄りの方が座って言葉を交わした。この状況で参拝したら、周りの人の視線が気になる。なぜなら、私は外国人でちょっと目立つし、他の人と違って参拝するので、より目立つからだ。白い目で見られるわけはないが、目立つことだけがやはり気になる。

ご祭神は天照大神だそうだが、社殿も鳥居も神明作りだ。神社の後ろに川沿いで車が絶たずに走るし、子供が遊具で遊ぶし、それに参道が民家の合間を縫うので、神秘的な雰囲気は全くない神社だ。しかし、祭がある時に賑わうことが予想できる。そして、神社の整備や掃除もよくできたのでやはり近所の人にまだ支えられていると思う。このままなら有名な神社にならないが、ご近所付き合いの根拠の一つとして生き残りそうだ。これも、神道の重要な形式の一つだと思う。


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