永住許可の条件

今日の政策はまたお金がかからない政策だ。

永住許可の条件のひとつとして、原則で日本語が自由に使えることにする。その能力を証明する為にJLPT(日本語能力試験)の一級を合格すればいい。日本語を勉強する前にかなり高い基準だと思ったが、今から見ればまだまだ低かったと思ってきた。といっても、問題なく日本の社会で生きたり、働いたり、参加したりするための能力を証明するとまだ思う。もちろん、同じようなレベルを証明する事実も認めるべきだ。例えば、外国人で日本生まれ育ちで、センター試験で大学に入学できたら、日本語には問題はないことは明らかだ。JLPT一級といえば、普通の日本人が満点に至らないと思われるが、合格することは勿論だ。だから、他の証明はなかったら、試験を受けたらいい。入国管理局の判断に委ねてもいいと思う。

この理由も簡単だ。日本語ができなければ、自立して日本の社会で生活することは難しいし、日本の文化から遠ざかる傾向もあるし、それに周りの日本人と絆を結ぶことは極めて困難だからだ。外国に移住した人として、これを常識と思わざるを得ない。さらに、このような条件を設けないことは、移民にたいする配慮が足りないとも思う。事実上、言語能力は必要不可欠だから、それを明記しないと人が自分の人生に損害を招きかねない。

確かに特別な事情があって、例外を認めたほうがいい場合もある。だからこそ「原則」とするし、入国管理局の判断に委ねる。異例を規則の基盤とすることは問題の種だから、規則を通例に応じて、そして執行機関に判断する権限を与えたほうがいい。

なお、これは永住許可のための条件だ。短期滞在のためにこのような条件を設置しないほうがいいと思う。永遠まで更新できる日本人の配偶者在留資格にも設置するべきではない。言語能力が足りないから夫婦を別けさせるわけにはいかないからだ。だが、この場合離婚や死別になったら、日本語ができない配偶者が日本で一人で生活できるとは思えないので、資格が自然になくなる。他の資格の場合、今のように日本語能力が有利になる程度で良い。

このような条件があれば、外国人がよりスムーズに日本の社会に溶け込むかもしれない。