所得税増税

人気のない政策だろうな〜

昨日米格付け会社のスタンダード・アンド・プーアズが日本の国債を格下げした。理由は、財政再建は2020年代半ばまで見通しはないということだった。厳しい判断だが、来年度二年連続に国債発行額が税収額を上回る異常な状態が進む中、合理性があることは否めない。だから、唯一の何より優先するべき問題ではないとはいえ、財政再建は日本の政府の急務であるのは明らかだろう。

歳出を削減する一方、造成することも必要だろう。私の考えは、財政再建の為に社会の弱者を犠牲にしないことは最優先するべく政策の分配に配慮しないといけないことだ。消費税は、収入の消費に使う割合が高い低所得者に特に重くなる現状に踏まえて、消費増税に慎重に思うが、小幅であれば必要だろう。併し、増税の支柱を所得税に置いたほうがいいと思う。

具体的に言えば、国民の内に一番低い低い年収を得る三分の一に税金の賦課を今のままにするべきだと思う。実は、減税には効果があるが、これほどの危機で減税しないほうがいいだろう。そして、真ん中の三分の一に税額が平均で5%で増えるように控除や税率を調整して、その上の六分の一に平均で10%で税額が増えるように、そして最上の六分の一に平均で15%で。(なお、税額をその率で上げる、税率を同じ率で上げることはない。中層の場合、今の税率は事実上20%程度だから、5%で上げたら、21%になる。)仮清算したら、所得税の収税が10%ぐらい増えるだろう。なぜなら、最上の六分の一の税額が最下の三分の一の税額を大きく上回るからだ。

これは財源だから、その面では問題はない。高所得者が強く反発することは予想できるが、低所得者や中層には強い反発はないだろう。後者は国民の大半だし、政治家の使命は、前に言った通り国民全体の利益を目指すことだから、この大半を味方にして高所得者の自己利益を守ろうとする運動を封じることができるだろう。ところで、国会議員が最上の六分の一に入ると思うので、自分が避ける犠牲を強いることはないため、アピールできるだろう。

確かにまだ不況だから、23年度に導入しない方がいいだろうが、24年度のために備えたほうがいいのではないか。財政再建を延期すれば延期するほど難しくなるので、なるべく早く着手すべきだ。

「所得税増税」への4件のフィードバック

  1. スタンダード・アンド・プーアズ、、申し訳ありませんが、イギリス国債の格付けをAAAと日本国債より上にしている時点で信用できない会社です。

  2. @kotaro 様、コメントをありがとうございます。アメリカもイギリスもAAAになるのは確かに怪しいですよね。でも、日本の巨額の債務と国債発行額が税収を上回る現実を考えたら、日本の財政には問題はないとは言い難いのではないでしょうか。S&Pには問題があれば、それはイギリスなどに対して甘いことであるでしょう。

  3. 私、経済のことは分析・評価する能力を全然持ち合わせていないんですが、

    http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/01/28/japanese-bond-amnesia/?smid=tw-NytimesKrugman

    参考になるかもしれません。

    もっとも、
    >財政再建は日本の政府の急務

    →というのは確かでしょうね。

    私もおっしゃるように、累進課税はやむえないではないか、と思っています。
    (自分が高額所得者ではなく他人事(ひとごと)だから、という面もあるかもしれませんが)
    消費税の増税も止む得ないかな、とも思う。ただ、消費税があがって、景気がさらに悪くなれば、税収も見込めず、元も子もないいので、そこらへんの工夫ーーー例えば段階的引き上げーーーも必要になってくるのかな、と思っています。

    ただ、官僚や政治家の無駄遣いを減らさなければ、国民は納得しないでしょうけど・・・

  4. @空 様、いつもありがとうございます。

    私も同意する。実は、これからの計画した政策の投稿の一つは、消費税の段階的引き上げでした。私も高額所得者(高ガク所得者か。ありがとうございます。)ではないが、中層に入るので、自分の増税も勧めていますので、単純に他人事ではないかなと思います。

    無駄遣いと言えば、今日の投稿のテーマにさせて頂きました。

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