大山街道:長津田〜厚木

公園で白馬の彫刻と背景に丹沢の上に覗く富士山
馬の肩の左に富士山が覗いて見る
最近私はかなり疲れてきたので、今日25キロ以上歩くことにした。「いかなる馬鹿者だな〜」と思われるかもしれないが、実は名案だった。なぜなら、最近の疲れは肉体的ではなくて、仕事や子育てのための精神的な疲れだったからだ。だから一人で一日中仕事場(即ち、家)から離れたら、回復できた。それに、今日のお天気は散歩に最適だった。とても奇麗な青空の下で暑くない気温で快適に歩けた。天気予報を見たら、強くやりたくなったので、家を9時ぐらい出て、駅に向かった。

大山街道の続きは、長津田駅から始まった。だから、溝の口で急行電車に乗って、出発。長津田駅からすぐに街道に戻れたので、散策の本番が10時15分から始まった。最初に澄んだ空気のお陰で丹沢の山脈の向こうに富士山が何回も見えたが、歩き続けたら丹沢に近づくので富士山が見えなくなった。その代わりに大山がだんだんはっきり見えるようになってきた。

商店街の道がまっすぐ大山に向かう
行き先は目の前
大山街道がこの部分でも246と合流したり離れたりするので東京の近郊を歩く気持ちが無くならない。大和市を通ったり、町田市にちょっと入ったり、座間市も海老名市も最後に厚木市に入った。田園都市線から離れて小田急線に沿ったが、幸い小田急線も家に便利だから問題にならなかった。面白いことに直線の道の延長線上に大山がずっと聳えた。「これは大山街道だな、間違いない」と思った。この街道はまっすぐである理由は、政府の計画ではなく、単純に旅人が大山を見つめて、目的地をひたすら求めたことだろう。確かに私も、GPSの端末を持っても、心強くなった。大山に直線に進んだら、大山街道に乗っている可能性は高いからだ。

街を歩けば景色は確かにずっと素晴らしいとは言えないが、コンビニやレストランが支えになる。食事やトイレについて心配する必要はないし、持って行く必要もない。或る意味で楽な歩き方だ。そして、街でも、高いところになったり、畑や林のところを通れば、景色がよくなる場合もある。

道路を支えるコンクリートの柱の二列
数千年後、人の好奇心を惹くだろう
今日の分は特に長かったので、寄り道を神社に制約した。今回も神社がかなりあったが、前と同じように一つずつの投稿で紹介するつもりだ。他の見たことは、道ぐらいだろう。海老名市と厚木市の境になる相模川に着いたら、まだ建設中の道も見た。コンクリートの柱が川沿いで並んだが、道路はまだなかった。このままにしたら謎めいた作品になるが、残念ながら完成されると思うしかない。現代の合理主義は強いよね。やはり、目的が分からない作品や建造物は特に興味深いが、首都圏には少ないと思う。研究者も多いし。

今日の大山街道の長さが22キロになったし、家と駅の間の往復も歩いたので、寄り道を含めて30キロ弱歩いたかもしれない。明日家で過ごしたいと思うね。でも、大満足だ。次回を楽しみにする。

川越しに見える大山
今日の終点の厚木市に近づいた相模川から見た大山。もう近くなった。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: