「that」と「which」

「that」と「which」は両方関係代名詞だが、使い方が異なる。ここで簡単に説明したいと思います。

thatの前にコンマが付けられないが、thatの前の名詞は、thatに続く文章によって特定される。要するにthatの文章はなかったら、何について語るかが読者が分からない。例えば、The book that I bought yesterday is on the table.という英文で、昨日買った本はテーブルの上にあると言う意味だが、The book is on the table.だけと言ったら、どちらの本について語るか聞き手が分からない文脈で使う文章だ。

一方、whichの前二にコンマが付けられる。そして、whichの前に名詞は既に特定されている。whichに続く文章が情報を追加する。例えば、The book, which I bought yesterday, is on the table.と言ったら、The book is on the table.だけと言っても、聞き手がどちらの本について語っていることが分かる場面で使う。

これはアメリカ英語の場合だが、イギリス英語でコンマなしのwhichは、thatと同じ働きをする。それはちょっと紛らわしいだろうから、ここでアメリカの使い方に従ったほうがいいと思う。イギリス英語でも間違いではないので、安全の使い方だとも言える。