昨日、レッスン中、変な電話が来た。
受話器を取って、いつもの通り話した。
「もしもし、チャートでございますが。」
シーン
「もしもし」と相手が言った。
「もしもし、チャートでございますが、」と私が繰り返して言った。
「あそこは会社ですか?」と聞かれた、間違い電話だと思ったが、そうではなかった。
「いいえ、自宅です」と答えたら、
「何をおっしゃった?」とまた尋ねられた。
「もしもし、チャートでございますが。」とまた言った。一つの電話で三回言うのは初めてだろう。
「知波田さんですか?」
「チャート」
「日本の人ですか?」
「まぁ、日本に住んでいますけど。」
「外国籍です。」と言って、切り。
ちょっと一体なんなんだという感じだった。推測するのは、選挙関係だっただろう。それ以外、国籍が決めることはあまりないと思うし、統一地方選挙が確かに迫るので、電話の選挙活動は不思議ではない。ちょっと失礼な言い方だったように感じるけれど。
一方、発音などからすぐに外国出身であることに気づかなかったようだ。だから、簡単な電話会話でネイティブのような発音ができたかな。ならば、嬉しい限りだ。