『英語リーディングパズル』

これは英語の教本だから、紹介する理由は私が勉強したからだとうわけはない。むしろ、私の生徒さんの一人が著した本で、レッスンで内容について話し合ったこともある。(このことは、前書きの8ページに書いてあるので、ここで書いてもいいと思う。)だから、読みながら私が言ったことを探すことは私の楽しみだった。ほかの人にはこの魅力はないが、まだ読めば有益になる本だと思う。

構成は、パズルを40題で英語の文法や文章の構造についての知識を紹介して説明することだ。正解を紹介して説明することに留まらず、誤解の組み合わせもいちいち紹介して、候補に見える理由を指摘して、そしてどうして正解にならないか、それとも認めても差し支えないが一番いい答えではない理由もちゃんと説明する。問題の選び方によって、この問題に独自な要素ではなく、英文の一般的な作成に役に立つ文法の理解に貢献する内容は多い。(候補のすべてを説明する方針だから、たまたまその文章に可能になる場合もあるが、それは少ない。)

私が思うのは、このような勉強は英語(それにどの言語でも同じだ)の学習の必要不可欠な部分だということだ。もちろん、練習と経験は一番だ。英語を練習しないと、如何にこの本をマスターしても、上手に作文できるようになるはずはない。一方、練習だけでマスターするために、ネイティブの経緯を見たら、20年間以上がかかると想定できる。毎日数時間練習することはできないなら、要するに日本でお住まいになる場合、練習だけで一生の計画になりかねない。一方、このような説明があれば、練習で読む文章の本当の意味や構造が分かるし、自分が作成する時にはどうやって作成したらいいかも分かってくると思う。「なんとなく、ここは「that」になるかな」より、「この場合はこうだから、ここに「that」か「which」か入れたらどちらでもいいが、この文章の音を考えたら、「that」のほうがいい」と考えられたら、英語に対する自信が強まるし、誤りが少なくなると私が思う。

実は、この本の構造が私のレッスンの構造に非常に似ているところもある。私が生徒さんの作文に基づいて、文法の奥を説明するが、出版する本でそれはできないので、問題を使っている点は相違点になる。もちろん、レッスンでほかのこともするが、このようなことが基本になる生徒さんは少なくない。だから、この本についての話し合いには、私のレッスンが向いたかもしれない。

私は完全に客観的に見ていないが、この本をお勧めにする。


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