幼稚園を義務教育に

幼稚園を義務教育にするのは、なぜ機会均等に貢献するかというと、以下の通りだ。

人間の発達は、幼児の頃に特に早い。その時の環境の影響で人間の基盤が築かれるそうだし、後で直すのは難しいという。小学校に入学するとき、階級がもう烙印になったそうだ。例えば、毎日親に絵本を読んでもらう子供には、文字の存在と役割は勿論、わざと教えようとしていなくても半分読めるようになったことは多い。一方、本はない家の子供は、文字の存在に気づいたとしても、重要なものとは思わないだろう。だから、識字の教育が始まったら、前者の上達のほうが早い。

知的な側面だけではない。人間関係と接する方法も幼児時代に固まるそうだ。同年齢の子供と遊ぶことで、社会の能力を身につけるそうだ。これも、後で学ぼうとしても難しいそうだ。

つまり、幼児の頃にいい環境に置かれた子供が利益を得るし、大人になった時に機会を生かすための能力も強くなる。だから、同じ機会に遇ってもいい幼児環境があった人がよりいい実りを作る。この場合、機会均等が本当にあるかと言えば、そうではない。親の子育てミスで機会を生かせなくなった人の運が悪いに過ぎない。同じ機会を与えるために、生かす能力も与えるべきだ。しかし、それは無理だから、なるべく早く能力を与えるように勤めるべきだ。

子育てに国家が関与するべきではないとも言えるので、幼稚園を義務教育にしたほうがいいと思う。そうすれば、家で親が自分の方針に従って育児に励めるが、幼稚園で子供が必要な教育を受けるので、6歳になったら差が縮む。

それに、経済力の少ない家族で、無償の義務教育の幼稚園を利用すれば、働けるようになって環境を改善できるようになる。これも、背景の不平等の一つだ。

この政策には、財源は必要だ。実は、ただならぬ財源は必要だろう。機会均等を実現するために、法的な制限を解除することに止まらず、人の機会を制限する社会の構成を改善しなければならない。これには、財源を充てるべきだと私が思う。しかし、財源はなければ、仕方がない。だから、財源を確保することはできない間に有料の幼稚園や子供園の創設を促進して、義務教育にするための施設が存在することに努めたほうがいいだろう。

幼い頃は重要だと言えば、新生児から三歳までの子供もそうだろうと聞いたら、本当にそうだ。だが、国家がどうやって家族を支えるべきかは、より難しい問題だから、ここで先送りにする。先ずは、三歳からの環境を保障して、格差を縮もうとするべきだと強調したい。

「幼稚園を義務教育に」への2件のフィードバック

  1. 私は、まずは、保育園を無償なり、あるいは、かなりの援助をすべきだと思っています。

    というのは、保育園に通う児童というのは両親が働いているケースが多い。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E8%82%B2%E6%89%80

    こうすれば、女性もより働きやすくなる。

    因みに、最近のニュースで、韓国では、やはり少子高齢化対策のための支援を拡充しあようですね。

    http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1895

    韓国、少子化解決のための義務教育1年拡大
    2011.05.03

    韓国が進学前の満5歳児を対象にした教育政策を転換する。来年から、保育園・幼稚園の満5歳児の教育課程を一元化し、小学校過程と関連した体系的な教育を行う「満5歳共通過程」を導入し、満5歳児(約40万人)に対し、月20万ウォン(約1万5000円)の教育費を支援する。支援額は毎年増額し、2016年には保育費・幼稚園費全額水準の月30万ウォン(約2万3000円)が支給される計画だ。

  2. @空様、ありがとうございます。少子化対策の効果も期待できますね。そして、韓国の状況が参考になると思います。実は、イギリスの義務教育が4歳から始まりますので、幼稚園などの施設は比較的に少ないです。おっしゃる通り、男女平等にも貢献する可能性があると思えます。財源の確保は簡単であれば、この方針に反対する人は極めて少数派だと思いますが、あいにくかなりの財源が必要ですね。

コメントは受け付けていません。