正副委員長部会長会議の投稿で書いたが、前回依頼した年金に詳しい人の出席が都合の為に次回に延期されたので、今日ほかのテーマについて審議することになった。先ず次回の為の質問について確認したが、前回とほぼ同じだったので、時間がそれほどかからなかった。だから、すぐに調査のテーマに入れた。最初は、誰も発言しなかったが、これは私が提案したテーマだったので、副部会長に発言を求めてもらって、きっかけを紹介した。
それは、二年前にヨーロッパ連合で移民の差別や生活問題についての大規模な調査が行われたことだった。この調査の結果で、差別が問題にならない移民の民俗もあるが、大きな問題になる民俗もあることが分かって、そしてどのような差別が酷くなることも分かったので、これからどうすればいいかも分かってきたようだ。だから、川崎市でも同じように調査を行ったら、外国人市民の個人的な経験ではなく、一般的に問題になっていることと取り組める。実は、事務局が用意してくれた資料の中から、1993年に川崎市がこのような調査を行ったことが分かったので、1993年の調査とヨーロッパの調査の質問を新しい調査で使ったら、変更も分かるだろう。
そう言ったら、基本的に賛成を得たが、問題だけではなく、外国人市民の積極的な参加やいい経験についても調査したほうがいいのではないかとの意見もあった。確かにそうだ。全面的に分かる為にいいことも悪いことも同様に分かる必要がある。それに、調査が問題しか取り上げられなければ、外国人市民は問題の源だと思ってしまうかもしれないので、それも避けたいのだ。
そして、法的な問題などがあれば無料な弁護士がいるかどうか、災害の情報がどうやって外国人市民に伝えられたか、川崎市内の放射線量をどうやって分かるかなどのテーマについて審議した。ちょっと外国人市民の意見をどうやって行政に伝えればいいかについて審議することを促進したが、この大変難しい問題を簡単に解決する提案はあいにくなかった。
今日も部会の代表者が皆積極的に参加したので、それは本当に良かった。著しく「喋る方」と「あまり喋らない方」がいたが、黙ったままの方はいなかったので満足した。
審議の時期の終了が迫ってきた。後二回で提言のまとめに入らなければならないので、二年間は意外と短いのを実感した。