労働市場の自由

この投稿が政策に至らないので、「意見」のカテゴリーに入れた。ただし、意見に至かどうかも不明だ。ブログで考えることを披露することに過ぎないだろう。

前にも述べたが、自由を重視する。だから、労働市場の自由も重要がと思う。憲法で職業の選択の自由が保障されるが、自由を実現するためにそのような規則は必要だが、充分ではない。しかし、労働市場の自由を考えれば、深刻な問題があると私が思う。

選べる職業は、その時に求人する職業しかない。それに、その時の雇用は、その時求人する条件で採用されるしかない。だから、事実上自由には厳しい制限がある。選択肢はいやであれば、すべて拒否しても良ければ、自由を侵さないが、労働市場はそうではない。雇用されなければ、生活保護を暫く受けられるとしても、結局生きられなくなる。これは自由な選択ではない。

一方、ずっと働かなくてもいい状況は非現実的だ。倫理的な問題を置いておいても、二十歳からの終身年金だから、国が支給できない。

これを見たら、現在の労働市場は自由ではないことは明らかだ。労働者には自由な選択はないので、市場は全体的に不自由だ。一方、自由にするのは無理だ。だから、どのような束縛が望ましいかが焦点になるだろう。これも難しい問題だし、既得権が根強いので、まだ解決策は私にない。まだ考えなければならない。


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