國學院大學のオープンカレッジの正式参拝

今日正式参拝をしてきた。國學院大學のオープンカレッジの神道の講座が毎年都内神社への正式参拝を主催するが、5回ぐらい参加したことがある。今回の神社は根津神社と日枝神社だった。根津神社は一回目だったが、日枝神社を数年前に参拝した。

神社の印象といえば、両方は良かったが、かなり違った。根津神社は、歴史のある家に主人の知り合いの紹介で尋ねたような印象だった。日枝神社は、接待はいい会社にお得意さんに紹介されたようだった。

根津神社で、社殿などは1706年建てられた重要文化財だから、拝殿には椅子はないので正座で正式参拝に参列した。参拝自体は簡素だったが、終わったら宮司さんが入って、かなり詳しく神社の建物や歴史を説明してくれた。興味深い点は多かったが、宮司さんが最後に言った通りいつも言うことではなかった。ちょっと詳しいことに興味を持つ人だと思ってくれたので、そのようなことを言った。例えば、社殿は漆塗りだが、それは将軍さんが偉いことを残したという感想を披露してくれた。なぜなら、外面の漆は、20〜30毎に塗り直す必要があるが、一年間がかかるし、費用も莫大だからだそうだ。確かにそうだ。この説明が終わったら、幣殿に誘ってもらって、本殿の扉の前に置かれた随身の銅像が近く見えた。宮司さんによると、銅の一枚から叩かれた銅像だから、鋳造ではない。矢の羽まで詳細が丁寧に作られた。

一方、日枝神社で冷房がアアル控え室でちょっと待って、そして拝殿に案内してもらった。拝殿には椅子があったし、靴を脱ぐ必要もなかった。参拝の祭には生の雅楽もあったし、一人の巫女舞もあったし、祝詞も奏上してもらった。それからちょっと話で神社を紹介してもらったら、別な部屋に移動して、神社のビデオの上映を見た。(残念ながら、機会の不具合のせいで音声はなかったので、神職の一人がナレーションをしてくれた。)

両方は丁寧な接待だが、印象の違いが分かってくれただろう。どちらの方が良かったとへ言えないが、対照的だった。

ところで、私から言えば、今回他の参加者に話しかけてもらった。講座で隣の席に恒例に座る方は勿論、他の見たことがあるが、まだ話したことがない人も声を出してくれた。講座を繰り返して受講する人は多いので、私に対する緊張感がようやく緩むかな。それとも、偶然だけだった。どちらにせよ、よかった。

それで分かったことは、根津神社で隣に座った方は神職であることだった。そして、参拝と説明が長くなって、正座の忍耐力は私の程度よりそんなに高くなかったようだった。正座力がもう神職並みになったか。でも、今日の為に練習してきた。穴のない靴下と正座の練習:正式参拝に欠かせない準備だ。


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