尖閣諸島衝突事件の日本対応

尖閣諸島衝突事件を覚えているのか。もう10ヶ月前だし、東日本大震災の前の出来事だ。当時に、私が世間の意見と異なって、日本政府の対応を評価したが、今から見たらどうだろう。

先ずは、尖閣諸島はまだ日本の事実上の管轄下にある。領土問題は解決していないが、悪化していないようだ。それに、日本と中国の間の緊張感は特に高くない。大震災の後で中国の首相の温家宝氏が来日して、福島県で地産の野菜を報道陣の前で食べて、日本の産物の安全性を中国人にアピールしてくれた。だから、政府の第一目標は領土を犠牲にせずに中国との関係を維持することにすれば、成功だった。

しかし、当時の批判の主旨は、弱腰外交で将来の中国の侵略を招くことだった。より堅固な態度を取るべきだと言った人は多かった。では、実に中国が日本との領土争いを激化しているだろう。

実は、違う。日本との問題を棚上げして、ベトナムひゃフィリピーンとの争いに力を注いでいるようだ。今日のイギリスのニュースで、南シナ海にある群島の周辺で、中国の軍船がベトナムの漁船を追放したそうだ。これは、最近の高まる緊張感を表現する出来事のようだ。要するに、尖閣諸島衝突事件以来、中国が日本と取り組むことを避けて、別の国と領土を争うことにしたようだ。日本を弱い相手として看做していないように見えるので、弱腰外交ではなかっただろう。

だから、政府の方針の結果を踏まえて、まだ当時の対応を評価する。


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