また金融危機か

日経の株価指数の急落。世界中の株価の下落。歯止めが付けない円高。リーマンショックから3年しか経っていないのに、また金融危機に陥りそうだ。

ニューヨークのダウが上がったし、アメリカの失業率の統計は良かったし、これから週末でちょっと落ち着いて状況を考える機会があるので、来週もう少し穏やかな経済になる可能性はなくはない。それでも、現在の制度で危機が繰り返すので、制度自体には問題があるのではないかと思わざるを得ない。

そう言うのは簡単だが、よりいい精度を提案するのは極めて難しい。個人や中小企業のレベルで自由に戦略などが選べることは条件だと思うが、それと併せて他の条件もあると思ってきた。一つは、損害や費用を他人に課してはいけない。この項目で労働条件から汚染まで幅広い問題が含まれる。もう一つは、経済全体が一点のミスで崩れない構えだ。

この提案はまだ抽象的だし、今の制度の根本的な改善ではないが、もうかなり大きな変化と繋がることは明らかだ。例えば、損害や費用を他人に課さないように、廃棄物に課税する必要がある。経済全体が一点のミスに強くする為に、会社の規模を制限する必要がある。会社は大きすぎれば、一つが破綻すれば経済が大きな打撃を受ける。

この投稿を書いている間に、朝日新聞によるとS&Pが米国債を格下げしたそうだ。この危機をすぐに解決できると思う余裕はないだろう。


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