就職

今日就職が正式に決まった。12月から日本論理検定協会に週二日勤めることになった。私の仕事は、英語の講座を発想して、講師として教えることだ。ただし、普通の英語の講座ではない。これは、企業向けの論理的なコミュニケーションを焦点とする講座だ。

大学を卒業した日本人の殆どは、実は英語をかなり知っている。教える経験でこのことを実感したが、語彙も文法も意外に知られている。ならば、なんで「日本人は英語ができない」と言われるのだろうか。協会の仮説は、論理的なコミュニケーション術が欠けるからだということだ。要するに、英語で何を言ったらいいか、この内容を伝えるために何を言わなければならないかが分からないので、すぐに戸惑ってしまう。もちろん、流暢にネイティブの発音で話せるようになるために、東大卒でも数年間英語圏で留学する必要があるだろうが、ビジネスの取引でそれほどの英語は不要だ。日本語で私の発音はまだまだ酷いし、文法や言葉遣いに間違いは多いが、意味を伝えることができる。必要な専門用語を学校で学んでいないことは否めないが、それは辞書の役割だ。

だから、この講座で学校学んだ英語を辞書で補充できることを前提にして、論理的な考え方や言い方を教える。理論に大変役に立つ語彙や表現は学校で教えられていない場合もあるので、英語をちょっと補う計画だが、講座の主題は英語を増やすことではなく、英語の使い道を切り開くことだ。

この内容で、ケンブリッジでの教師経験も、日本での教師経験も同時に活かせるし、興味がある内容でもあるので、かなり楽しみにしている。それに、今のレッスンを級に止める必要もない。新規生徒の受け入りを慎重にしなければならないが、現在の生徒さんが続けると思う。協会の仕事が発展すれば、無理になる可能性があるが、将来の問題を、将来の実況がよく分かったら解決する。新しい執筆のプロジェクトは暫くの間拒否するべきであるけれども。

これから、また新世界に入るので、頑張りたいと思う。


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コメント

“就職” への2件のフィードバック

  1. 空のアバター

    おもしろそうですね。
    日本人は科学的推論ができる、数学的思考ができるのですから、別に論理的な発想が苦手というわけではない、とは思います。ただ、数学や科学で使われる推論形式を普通の文系の分野で英語にしていくという発想が、まだ、身についていない人達がいるのかな、と思う。 

    主張・論拠 という形式をとっていけば、いいのだ、正しい回答があるわけではなく、いかに、批判に耐えうる理由を重ねていける主張ができるか、が問題なのだ、ということを理解することはたしかに、英語を話したり、書いたりするときには重要なことかもしれませんね。

  2. チャート・デイビッドのアバター
    チャート・デイビッド

    @空様、コメントをいつもありがとうございます。

    もちろん、日本人には論理的な発想が他の民族と同じレベルでできますが、教えてもらっていない人は世界中に苦手なのようです。ですから、イギリスで英語でこのようなことを教えたら利益があるとも思います。

    と言っても、説得力のある意味をはっきり伝えるような技を教えるのは私のコンセプトの週数になるでしょう。