提言に向けて

第8期の川崎市外国人市民代表者会議が最後の半年に入った。これから、今までの審議をまとめて、提言の内容を決めることになる。

今日の会議で、社会生活部会が提言の審議に本格的に入ったが、その前に社会参加というテーマについてちょっと審議できた。外国人が要求するばかりならダメだから、外国人市民が川崎市に貢献する方法を考えることも渡したいの任務だ。だから、このテーマは、外国人市民がどうやって社会に参加できるかという質問を中心にした。審議の焦点が自治会と町内会になったが、加入すれば参加できると合意したが、最初にどうやって加入できるかは問題だ。一軒家に住めば、回覧板などの自然に回ってくるので、会費を支払う機会もある。一方、マンションに住めば、情報が入ってこないこともある。私も同じような経験がある。前の住まいで自治会があることが分かったが、どうやって加入するかわからなかった。一方、今の住まいですぐに自治会に誘われたので、入居した時点から自治会員だ。

加入できても、回覧板には日本語などのチラシは多いので、日本語が不自由な外国人には難しい。もちろん、日本語を勉強するべきだが、学習に時間がかかるし、日本人と接しなければ、勉強のやる気が湧いて来ないだろう。それに、地域社会に溶け込まない外国人には誤解の問題は起こりやすいので、なるべく早く周りの日本人市民との友好な関係を築いたほうがいい。

子供がいれば、自治会の子供会の活動に参加する方法も勧められたが、独身の方には無理なので、様々な入門を考えないといかない。町内会などを参加しやすくしたら、もちろん新しく転入した日本人市民にも利益になるので、これは展開的な「外国人に住みやすい町は、日本人にも住みやすい」問題だろう。

それから、事務局に今までのテーマをまとめてもらって、提言に載せたいテーマについて話し合った。今日、夏休みの後尾だったからだろうが、欠席者は多かったので、最終決断を避けた。その代わりに、次回の審議の冒頭でどういう風に決めるか決めた。投票する方法と手続きの詳細を定めたので、次回15分ぐらいでテーマを決めて、詳しい内容を検討し始めると思う。私たちの決めた内容に基づいて事務局の方が案を作ってくれるので、残る四回でできそうだ。頑張る。


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