国際貿易の方針

国際貿易の方針の基本の目的は、自分の国を豊かにすることだと思う。よその国の経済状況は、そもそもこの国の政府の責任ではない。自己利益として批判する人もいるが、むしろ他の国を豊かにしようとすれば、他国の内政に不正な関与に当たる可能性さえある。

しかし、隣国を貧乏にさせることも貿易の目的ではない。むしろ、隣国が貧乏であれば、輸出する商品を買う経済力はないので、貿易で豊かになれない。そして、貿易には忘れてはならない本質がある。ちゃんとした貿易で、売り手も買い手も豊かになる事だ。売り手には商品が余るし、売らないと困るが、買い手には生活をよりよくする商品が得る。だから、貿易でお互いに売買するのは基本だ。

一方、貿易の方針を外交の一部として使う事もできる。貿易が多い相手国と戦争したら大変不味いのは明らかだが、両方は軋轢もできるだけ避けたくなる。典型例は現在のヨーロッパ連合だろう。しかし、このように貿易を上手く活用するために、相手国でこの貿易に必死になって、政治力のある人は必要だ。貿易はないとちょっと困るが、まぁ、しょうがないねと思う人に止まれば、いざとなったら何も影響力はないだろう。必死になるために、娯楽の為に買うものではなく、生活を送る為に稼ぐ方法に必要不可欠な貿易は必要だ。戦争や軋轢で失業する人は、自分の政府に強く働きかけるに違いない。この条件を満たす為に、二つの方法がある。一つは、日本から商品を作る為の材料を輸入することだ。必要な材料がなくなると、生業がなくなるからだ。もう一つは、自分の商品の多くを日本へ輸出することだ。日本の市場を失って需要が急に冷え込めば、会社が大変困ります。

だが、日本へ輸出することは、日本の豊とは思わない傾向があるし、日本が資源を輸出して、付加価値の製品をまた日本へ輸出することも、途上国の問題視された経済に似ている。しかし、最初に述べた「公平な貿易で売り手も買い手も利益を得る」ことを思い出せば、問題がなくなるだろう。そして、日本で付加価値の製品も作って、輸出してもいい、いや、したほうがいい。するべきとも言えるだろう。ただし、他方の相手国から輸入も国益に貢献できることは、忘れてはならないと思う。

猿田彦神社

青空を背景にして社殿の屋根と木の梢
猿田彦神社の社殿
猿田彦{さるたひこ}神社は、伊勢市に鎮座する猿田彦大神を御祭神とする神社だ。神社のチラシなどによると、猿田彦大神の本拠に鎮座する神社だそうだが、猿田彦大神は重大な神様と認めても、それにこの神社は小規模ではないと認めても、内宮の鼻先に鎮座する神社で、ちょっと神宮の影の中に潜む神社だとも言えよう。それでも、全国に広がる崇敬会があるようだし、社殿が新しく見えたので忘れられたわけはない。

参宮の時に一人で寄り道してお参りしたが、興味深い特徴は少なくなかった。些細なことから始めたら、個人情報を守るシールが貼られた絵馬は少なくなかった。初めて見たことだったが、このぐらい観光地で、目を通す人は多いと推測するので、この配慮が分かる。神様がシール越しに読めるか、記入する間に読むかと思ってもいいだろう。そして、社殿の前に八角形の石碑があって、「古殿地」と刻まれたので、社殿がちょっと奥に遷座されたことがわかる。この石の周りに玉垣が廻らされたので、まだ聖地の扱いなのようだ。神道によくある現象だが、元伊勢という神社は一番目立つ例だろう。一旦神様に接したら、完全に俗界に戻れないのようだ。

もう一つの特徴は、佐瑠女{さるめ}神社が境内社として鎮座することだ。佐瑠女神社の御祭神は、天之鈿女命{あめのうずめのみこと}で猿田彦大神の妻神だから摂社として相応しいが、社殿の形は珍しい。八角形で、覆う建物の中にある。八角形の社殿はそもそも珍しいが、弁財天{べんざいてん}堂によく見える。弁財天も天之鈿女命も芸能とかかわる神様として崇敬されたので、この共通点から社殿の形が決まったかと思った。そして、この小さな社殿を見て実感したことは、記紀神話で大きな活躍する神様なりに、天之鈿女命の神社は少なくて、小規模であることだった。天岩戸から天照大神を引き出したのは天之鈿女命なのに、人気度は意外に低いようだ。祖神とした猿女君という氏族の権力が早い時期に衰えたからだろう。

稲が生える田圃の前に紙垂が注連縄から垂らす
神田の区切りになる注連縄
そして、社殿の後ろに神田がある。他の神社にもあるが、初めてはっきり見えた。東京近辺に鎮座する神社には少ないと思うが、お米の新緑を見ると心を癒していただいた。神田の周りに注連縄が張らされたし、記憶に静寂なところだったので、見てよかった。

さいごに、ちょっと不思議なことが見つかった。社殿の横に車を祓うための駐車場があるが、大きな鳥居も立つ。しかし、境内に入る為の参道が鳥居をくぐらない。鳥居をくぐることは確かにできるが、くぐらないように導かれる。それはなぜだろう。

授与所から貰ったチラシの一つは、崇敬会の案内だったが、この神社の崇敬会は特に活発であるようだ。そして、ある金額でどのように神社の神事に参加できるかははっきりチラシに書いてあった。(参加すると言えば、提灯の奉納などの意味だ。特に自分で参列できない人の為の案内だっただろう。)このようにはっきり言えば、一方神社の活動に参加することが気楽になるが、他方でちょっと商売のような雰囲気が付く。どうしたらいいか、私に分からないが、はっきりする方法も曖昧する方法も一概に悪いとは言えないのは確かだ。

日本に8年間

今日私の日本の8周年だ。上陸したのは、2003年10月1日だった。当時の計画は、一年間で日本語を流暢にして、イギリスに帰って仕事で日本語を活かすことだった。

人生は、計画通りになることはないよね。日本で結婚して子育てと取り組むとは思わなかったし、英語を教えることが主な仕事になるとも思わなかった。

やはり、日本は好きだから長く住むことになった。確かにゆり子は日本人だが、イギリスに住んでもいいとよく言うので、日本は好きではなかったら、イギリスに引越す。今も、初めて日本に住み続けたいと思った瞬間を覚える。山陽新幹線に座って、通る山を窓越しを見ながら、「この国に住んだらいいな」と思った。それは、日本に来てから五ヶ月ぐらいだったので、それから実現できるように挑戦し、できた。

去年永住許可を得たので、これからも日本に住み続ける予定だ。だから、これからもよろしくお願いします。