出世の形

先日、様々な出世の形について投稿をしたが、もう少し一般的にちょっと考えたいと思う。だれでも出世できるように様々な出生への道を整えるべきと述べたが、整える道の選択基準をどうすればいいのか。

基本的に、出世するためにする行為が社会に貢献するのは原則だろう。勿論、社会に貢献しないことをする自由を確保するべきだが、(反社会的な行為は難しいが、許すべき程度もあるかもしれない)、推進する必要はない。それでも、「社会に貢献する行為」を広い意味でとらえなくては行けない。だから、ある仕事を長く続けることも、能力を駆使することも、宝くじに入る為に犯罪を避けることも、社会に貢献する行為だから、問題はない。

踏襲する出世が問題に見えるだろう。出世する為に何もしなくてもいいからだ。ただ親の死を待つ。だが、後継者の立場から考えたらそうだけれど、創設者の立場から考えたら、子孫が受け継げる機構を作る動機になる。つまり、持続可能な構造を促進する方針だ。長期的な利害関係感を育む、特に世代を超える利害関係感を育むことは、社会的には重要だから、この出世方法にも社会的な利益がある。後継者でも、自分の子孫に渡す為に保護するようになれば、それもいいことだ。

社会の構造を考えたら、人が普通の人のように行動しても共同体の利益に貢献する構造を目指したらいいと思う。人を束縛せずに社会のいい状態を確保できたら、最高だろう。


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