今年から神社検定が行われることになった。主催するのは、一般社団法人日本文化興隆財団で、正式名称は神道文化検定だそうだ。壱級、弐級、参級を行う予定だそうだが、今年は参級のみだ。(ところで、正式にそういう漢字を使うようだ。文献にも意味の説明があるので、現代の日本人には「壱」は1だち分からない人もいるだろう。)私はもちろん、興味を持つ。受検の申し込みはもう済んだし、公式テキストを読んでいる。
検定のホームページや『神社新報』で質問の見本を見たので、安心する。まずは、4択マークシート形式だから、日本語を書く必要はない。書けるのは言うまでもないが、手書きは醜いし、パソコンのせいで漢字が書けなくなりつつあるので、丸をつけるだけで済めるなら嬉しい。そして、見た質問は簡単だ。テキストを読んだら、新しい情報はあまりないので、何を検定の範囲に入れたかを調べている。それは興味深いので、読むのは無駄ではない。参級の合格基準は7割だから、合格できると自信ある。
来年の弐級も楽しみにする。どのような内容になるのだろうか。
この検定からちょっとうちの検定のヒントも得られた。入門編の検定で、質問をとても簡単にするべきだ。勉強したことがあったら合格できるレベルがいいようだ。確かにそうだ。最初は容易で、その後の進行を難しくすればいい。
検定の効果はどうなるだろう。就職活動にほとんど役に立たないと思えるので、趣味や文化高揚に貢献する。神社や神道について学ぶきっかけになることもあると思うので、それはいいことだ。ただし、検定の本質から一つの観点から神社神道を見て、正しい見方と正しくない見方を厳しく見分ける。均一化にならないかは心配だ。テキストの前書きで「内容はあくまでも一般的な話だ」との但し書きがあるが、検定で自分の神社の習慣がばつになるなら、どうする。参級でもちろん基礎知識に限るので、内容に抗議する余地はない。とはいえ、何の情報を基礎にするかという選択には解釈が潜めるので、参級でも描かれる神道のイメージを考えなければならない。神社本庁が大半の神社を包括するとしても、神道のすべてではないので、神社本庁の監修下で編纂されたこの検定は、神道のすべてをカバーしない恐れもある。
前に言った通り、受検するが、一概に歓迎することはできない。神道こそは均一ではない。