5月号の文藝春秋に北川景子さんが著した随筆が掲載される。スタッフのブログで発表されたから分かったが、ブログで「昨日発売された」としか書いていなかったので、買う前に載っていたことを確認した。ただし、目次は無さそうだし、雑誌のページ数は多いので、結局時間がかかった。
随筆は短いが、よくできたと思う。私が知らない日本語も使われているので、伏せてしまう。(一部は関西弁だと思うが、私の知らない標準語も使われる。)でも、多少分からない言葉があっても、エッセイの流れや印象がよく分かった。その時の風景や北川さんの感情がはっきり伝わった。エッセイの設定から考えたら、事実か、架空か分からないが、どちらにしてもうまくできた。作者としての活躍も期待するようになった。
ただし、北川さんが考えているのは、次の通りだろう。「芸能界の雇用は大変不安定で、一瞬で不人気になって働けなくなる恐れがある。だから、他の食える道を備えよう。」そうなら、基本的な考え方と同意できるが、作者の生活は、芸能界と同じぐらい不安定で、そして収入は比較的に低いので、キャリアより自己啓蒙として考えたほうがいい。一方、作者の活動で必要なのは二つの要素だ。一つは、執筆の才能や努力。つまり、実力や実践だ。もう一つは、注目。両方あれば、成功する。この随筆から、そして連続してきたブログの投稿から、判断すれば、北川さんには才能も努力も揃う。では、注目は?訊く必要さえない。
成功するはずだ。ちょっと羨ましいよね。
コメント
“北川景子さんの随筆” への2件のフィードバック
こんにちは。
目次は袋とじのように折られているので分かりにくいですね。
知らない日本語は、多分曾祖母の言葉のことでしょうか?
それなら香川の方言です。
多彩な彼女のこれからの活躍がますます楽しみですね。
@cyp 様、コメントをありがとうございます。
香川の方言はもちろんわからなったところの一つですが、「胃の中がざらつく」などの北川さん本人の表現にも見たことのない言葉がありました。日本語の読書の経験はまだ浅いですね。
ところで、昨日のブログで北川さんが「小説家になれない」と書きましたが、やる気さえあればなれるのではないかと思ってきました。まだまだ羨ましいですね。でも、cypさんがおっしゃる通り、これからの活躍をさらに楽しみにします。
ところで、目次のところを教えてくださって、ありがとうございます。広告だと思って、開けませんでした。