報告と祈願際

今日、午前中はレッスンだったが、午後は川崎市外国人市民代表者会議関係の用事だった。

まず、第8期の代表者会議の2011年度のの年次報告と提言を川崎市長に提出する会議があった。従来、この行事は委員長と副委員長によって行われたが、今回事務局が二人だけならちょっと寂しいと思って、部会長の傘下も依頼した。私も、教育部会長も参加することにしたので、四人で提出することになった。

視聴と会う前に市役所で集まって、報告の準備をした。今年度から代表者会議を担当する人と挨拶もできたので、よかった。前年度、隣の班に属したそうだから、度々会議で手伝うこともあったので、初めて会うことではなかった。

そして、年次報告書を持って、市長室に移動した。市長も入ったら、挨拶してから自己紹介だった。それから、委員長と副委員長が代表者会議の活動を紹介してから、部会長がそれぞれ自分の部会がまとめた提言を紹介した。だから、私が社会生活部会の提言を紹介することになった。事務局の方が提言の文章をちょっと概念に凝縮してくれて、私が内容をちょっと訂正してから読み上げた。読まずに語るための練習する余裕はあいにくなかった。もちろん、市長の前で読む前に、事務局の方と確認した。思わず問題を起こす恐れがあるが、そうなったら職場で問題を解決しなければならないのは、私ではなく、事務局の方だから、事前に問題はないように確認したほうがいいと思っている。

この提出は本当の儀式のようなことで、滞りなく終わった。真剣な提言との取り組みは、代表者にとってその前に、市の行政にとってその後で。しかし、正式に提出することは大変重要だと思う。形式があればこそ、この組織は市の行政と正式な関係があることが双方で忘れられないからだ。

そして、川崎の北の方に戻って、氏神様の白幡八幡大神で第9期の前のご祈祷を執り行ってもらった。いつものように大変いい祝詞を作っていただいた。例文集にはこのための祝詞はもちろんないが、今回は二回目で、私の活動だけではなく、日本で生活を送るすべての外国人の安全と繁栄を願った祝詞だった。心が温まる内容だった。

ところで、お下がりはちょっと珍しく、お酢と塩だった。最近、ちょっと珍しいお下がりになったが、それはご祈祷が多くなったので、いつも同じではないほうがいいと感じているからなのようだ。このような心遣いも、日本らしい。


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