神社検定

大学の建物の前に八岐大蛇の衣装が建っている。背景には検定会場の看板がある
八岐大蛇に迎えられた
昨日、第1回神社検定を受検した。

会場は國學院大學だったので、道に慣れていた。迷わずに到着できたが、会場の外で八岐大蛇が待っていたことを見たら、びっくりした。第1回の祝いだろう。案内板には受検番号と詳しい会場(部屋番号など)が記載されたので、國學院大學で約2000人が受検したことが分かった。東京には会場は2ヶ所あったので、全国で1万人程度になっただろう。漢字検定ほどではないが、第1回として悪くないと思う。

質問がどうなるかはもちろんちょっと謎だった。過去問題は当然存在しないので、公開されたプチテストを受けて練習したが、マークシートなどは目新しかった。100問がある検定だが、私には自信はなかった問題は五つぐらいだったので、合格したと思う。もちろん、大きな誤解があった恐れはまだあるが、自信ある。全ての問題に解答して、もう一度読み返す余裕があったが、一つのうっかりの記入ミスに気づいた。やはり読み返した方がいいよね。もう一つの記入ミスは、丁度その瞬間に検定監督がアナウンスしたからだったが、最後に見つけたミスには言い訳はない。結局、百点満点を取る為に運は必要だが、90点を上回る可能性は高いと思う。公表してしまってから落ちたらどうしよう。

問題は、発表の通り公式テキストの内容から選ばれた。その中、かなり簡単な問題があった。例えば、伊勢の神宮の主祭神はどなたかは問題の一つだった。天照大神であるのは知らない日本人はいるものの、神社検定を受検としないはずだ。神道にはちょっとした興味を持ったら、このことを知っている筈だ。そして、レベルに相応しいと思うしかない質問もあった。例えば、神様が木に降臨すれば、その木を現代何をいうかとの問題もあった。答えは神籬だが、神道をある程度勉強したことがあれば分かることだ。だから、初級の検定に相応しかったと思う。そして、確かにテキストに出てきたが細か過ぎると思った問題もあった。例えば、島根の美保神社で執り行われる祭りの名称を訊く問題もあった。普通の神道入門に出て来ないことだから、テキストに掲載されても検定に載せないほうがいいと思う。といっても、このような問題は多くなかったので、検定には大きな問題ではない。

検定の目標に照らし合わせたら、達成すると思う。この検定に合格する人には、神社神道の基礎知識があると言える。

そして、マークシートには「2級」を記入するためのスペースがあったので、2級も4択の形式であるようだ。それで、来年2級も受検したいと思う。ただ、1級は、小論文が入る恐れがある。2級に合格しない限り受検できないので、受検者数を抑えようとしているようだが、小論文があればそれは必要だ。小論文の問題は、漢字は書けないことだ。いつもパソコンで打つので、書き方は分からない。まぁ、再来年の問題だから、漢字を練習したらいいだろう。


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