大飯原発の運転再開

大飯原発の運転再開になった。私は、賛成だ。理由はいくつかある。

一つは、電力不足が日本の経済には大きな打撃を与えることだ。長年続く不況の中で、そして世界経済の不安定な状態下、日本の経済に余計な打撃を与えないほうがいいと思う。長期的に考えれば、確かに現在の経済形態には問題があるが、慎重に改善するべきだ。急な打撃で崩壊を招くわけにはいかない。

また、原発は思われるほど危険ではないと私は思う。福島第一の事故の結果は確かに深刻だが、死者はいないし、出る見込みもない。そして、福島第一の事故は最悪の場合だと言えよう。万が一大飯原発には事故があったら、大変だが、運転再開を拒否したら確実に大変な結果がでる。

そして、二酸化炭素によって気候変化がもたらす結果は、思われるよりひどい。お台場に人が住めなくなる可能性は充分高いし、それを免れるために数兆円規模の予算を注入して堤を築く必要があるだろう。稲作が九州に無理になる可能性さえあるが、日本の自然環境が大きく変わるのは確実だ。もう止められるかどうかは不明だから、二酸化炭素の排出量をなるべく早く削減するべきだ。火力発電を増やすときではない。

実は、事故の前の計画のとおり日本の原発を増やしたらいいのではないかとさえ思うが、国民の反発を考えたら、それはもう無理だろう。だから、原発を運転再開して、新設をせずに元来の寿命が終わったら廃炉としたらいい。廃炉になるまでに二酸化炭素を排出しないエネルギー源で原発の分を賄わなければならない。それより、火力発電の新設も禁じて、太陽光発電などを急激に推進するべきだ。何か、政府にはどれほど急務であるかが分かっていないようだ。

とりあえず、目の前の危険を免れたと思うが、松籟を保障するために今も頑張らなければならない。


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