住民票

今日向丘出張所に行って、私の住民票をもらった。

昨日まで、外国人には住民票はなかった。別な外国人登録制度があったので、住民票に記録されていなかった。今日、入国管理法の改正が執行されたので、今日から住民票を持つようになった。だから、記念品として受けた。

この制度の変更には、実践的な変更はない。これまで外国人登録内容の証明書を受けることができたし、申請する場所も手数料も住民票と同じだったし、手続きの相違点は、用紙のタイトルぐらいだった。法律改正に伴って実践に影響がある変更もあったが、この変更も大歓迎だ。

「普通の人みたい!」

ゆり子に住民票を見せたら、そう反応した。これは重要なポイントだ。日本に住む外国人は日本人と同じように扱われるようになった。象徴的だが、このような象徴的なことは重要だ。本当の意味での国際化の進歩だと言える。外国人が日本人と同じ制度になったので、外国人が日本に住むことが、制度上、当たり前なことになったと言えよう。

そして、私の全員の住民票には、ゆり子と真由喜が登場するし、続柄も私との関係だから、ゆり子と真由喜が資料上母子家庭に見えない。もれもいいことだ家族であることをより簡単に証明できるし、戸籍意外の資料のすべてに認められるようになった。

ところで、在日外国人には通称が許されるが、住民票に記載される。通称欄は、ゆり子と真由喜の住民票にもあるが、日本人には通称は許されない。しかし、この変更で市役所のシステムで日本人の通称に対応するようになったようだ。だから、夫婦別姓の問題を通称で解決すれば、費用はかからないようだ。


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