日枝神社のお一日まいり

今日、東京の日枝神社のお一日まいりに参列しました。仕事のスケジュールが許したら、参列する方針だが、今日の参拝が三回目となった。参拝自体はいつもの通りだったが、解散の時で、もう一人の参列者に話しかけてもらった。

その方が私の参列を見て、三回続いたことに気づいたので、ちょっとお話したかったと言ってくれた。やはり、私が神道の儀式に参列すれば、目立つので、覚えてもらうことは多い。いい話ができたが、二つの興味深い点があった。

一つは、「神様を信じていますか」と聞かれたことだ。初めてだった。神話通りに信じないが、何かがいるかと思うと答えたが、神道の環境で珍しい質問だ。その前に、「キリシタンですか」とも聞かれたので、日本人の宗教観と西欧人の宗教観の差が浮き彫りになった。(西欧の感覚で、キリシタンであれば連続的に神社の儀式に参列する筈はない。)

もう一つは、会話の流れで慰安婦問題に触れたが、その方の態度は、一番適切に謝罪する方法を中心にした。私もそう思うが、神道の一般的なイメージとちょっと離れると思う。慰安婦問題を否定する態度は、神社に付けられるような気がする。

もう一度実感したのは、神道の多様性だった。一つの観点から神道を把握しようとすれば、理解できないのは、私の持論になった。

とてもいい人だったので、今日参列して良かった。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: