ロンドンのパラリンピックが閉幕した。日本のメダル獲得が伸び悩んだが、イギリスはオリンピックに続いて三番目だった。中国はまたトップだったが、12億人の人口で優れるための人材がある。むしろ、インドは何をやっているかと問いたくなる。イギリスでも日本でもパラリンピックはかなり取り上げられたようだが、私はそれを大変いいと思う。
なぜなら、パラリンピックに出場する選手たちは皆障害者だが、秀でた結果を披露からだ。それを見たら、障害者には確かに障害があるが、それとは別に才能もあることを実感する。それは、障害者への態度には重要だと思う。もちろん、障害には配慮するべきだ。しかし、それは障害者は単なる弱者であるからではない。むしろ、持っている才能を活かして、他の人と同じように社会に貢献できるために、障害に配慮する。特に、体が不自由な人は、車いすでマラソンができることなどから、体の障害があっても、体力を使う才能がある方もいるし、同じように知的障害を持つ人も、頭を使う才能もある方もいる。
もちろん、障害者が皆パラリンピックに出場できるはずはないが、私がオリンピックに出場する可能性もない。そして、優秀な才能を持つ障害者はいるが、人並みの才能を持つ障害者もいる。でも、人並みの才能で、障害に配慮してもらったら、人並みに社会に貢献できる。
障害者にはできないことがある。しかし、それができることへの妨げにならないように社会が努力するべきだ。パラリンピックで、このように感じざるを得ない。