町内会についての審議

日曜日に川崎市外国人市民代表者会議が開催された。社会生活部会が予定通りに進んでいる。日曜日に区役所の相談業務について審議したが、現状を確認する為に次回もう一度話し合うことになった。最後に、ちょっと町づくりについて話し合ったが、時間は少なかったので、テーマを紹介して、次回までに考えることにした。

その間、地域活動への参加というテーマで、町内会や自治会の活動について話し合った。町内会に参加しているかどうかさえ分からない代表者もいたし、界隈に住んでいる人の過半数が脱会したので脱会した代表者もいたし、町内会とマンションの管理組合の区別が曖昧になった代表者も、活動を高く評価した代表者もいた。話し合いの結論は、町内会などの活動は地域社会に貢献するので、積極的に参加した方がいいが、参加しないのは、外国人だけではないので、周りの日本人にも呼びかけたほうがいい。それは提言にならないと思う。市が条例で町内会を義務化するわけはないし、問題は行政が改善できることではないので、私たちの活動で改善を目指すしかない。

もちろん、外国人でも日本人でも、問題は時間の余裕だ。町内会の活動は熱心のおばさんに支えれることは指摘されたが、そこの国でもそうだそうだ。時間がある人だから、このような地域社会の活動を支持する。市のレベルの問題ではないが、住民にはもう少しこのような活動に参加するための時間を与える社会構成がいいと私は思うが、それをどういう風に確保できるかは別な問題で、大変難しい。

そして、この話で数回出てきた話題は、情報伝達だった。町内会についての情報をどうやって入手できるかは一つの立場だったが、町内会の貢献も指摘された。つまり、日本に住んでいるが日本語が読めない外国人は少なくないが、日本語が一切話せない外国人のほうが少ないし、或る程度英語ができる外国人や日本人もいる。だから、町内会の繋がりで、近所に住んでいる人が情報を得て、知り合いの外国人に伝えられる。情報伝達は大きな問題で、後ほど審議するつもりだが、これは重要なルートの一つだと思う。活性化をどうやって図れるかは後ほどの審議する問題の一つだろう。

全体像を見たら、時間がかからないテーマの三つのうちに、二つは終わったし、最後のテーマは次回で終わりそうだ。そして、最初の時間がかかるテーマに入った。今年度にはまだ三回が残っているので、審議したいテーマの全ては審議できる見通しだ。よかった。


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