『悪夢ちゃん』

元々、今日川崎市外国人市民代表者会議の一員として川崎市市民祭りに参加するはずだったが、風邪がまだ完全に治っていないので、行けなかった。午前中何もできなかったので、テレビの前に座って北川景子さんが主演する『悪夢ちゃん』を機能の放送まで見た。

気に入ってきた。第1話は、ちょっとどうかなと思ったが、第2話から未来の展開の示唆が見えてきたし、話もおもしろいので、第5話を楽しみにしている。だから、ちょっと感想を書かせてもらう。

まずは、北川さんの過去の作品への触れはおもしろい。今まで『謎解きはディナーの後で』と『美少女戦士セーラームーン』が目立ったが、設定全体は『モップガール』と連想するし、ある意味で学園物だから『海と太陽の教室』もう込まれている。バスケットが登場する話を待ってもいいだろう。映画も詰め合わせようとしたら、数多いので、どうなるだろう。そして、このことは北川さんだけか、他のキャストもそうか分からない。GACKTさんのファンではないので、過去の作品は見たことはない。

では、話の主流を考えれば、どうだろう。学園物だから、「今週の問題」が当然あって、その解決は現実より簡単だから、そのところでちょっと不満があるが、仕方はない。毎週の一時間の枠内で問題解決に至るためにそれしかないからだ。第1話の問題を除けば、問題自体には現実味があったし、解決策も話の数倍の時間を続ければ効くだろうから、文句はない。そして、登場する小学生と同じ年齢層の人が見たら、学校生活と向き合うヒントがあるので、ある意味で教育にもなる。もちろん、答えではないが、彩未先生が言う通り、一つの答えは存在しない。

キャラクターも気になる。結衣子ちゃんは、予知夢を見る少女で、展開で幸せになると思えるが、今のところ深い謎はなさぞうだ。もちろん、作者がこれから謎を披露する可能性が残るが、まだだ。しかし、古藤教授にはまだ主人公に明けていない秘密があるのは明らかだし、校長先生も、他の先生よりコミカルなキャラに止まらずに何か分かっているだろう。もちろん、志岐先生が何を現実世界で狙っているか、そしてなず夢の世界で出てくるかは、今まで解けていない謎だ。最後に、彩未先生の謎はもちろん一番多い。悪夢ちゃんとの関係はあるのは明らかだが、関係の内容はまだ不明だし、過去の悲劇はある程度明確されたものの、詳細はまだまだだし、現在の性格や明晰夢と関わるようだ。彩未先生の夢にも悪夢ちゃんの夢にも出てくる不思議で可愛い動物も気になるのはもちろんだ。

つまり、今のところ満足させる展開を描写するための材料が充分整っている。脚本家の大森寿美男氏がいい作品を出したようだから、期待する。


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