先週、『神社新報』で初詣の参拝者数が報告された。この数字は、正月三が日の間に参拝した人だし、複数の神社を巡った人は数回数えられるが、一応神社の人気度が把握できるデータになるので、ここでベスト10を掲載する。
- 明治神宮:313万人
- 伏見稲荷大社:278万人
- 鶴岡八幡宮;255万人
- 熱田神宮:235万人
- 住吉大社:235万人
- 太宰府天満宮;212万員
- 大宮氷川神社:210万人
- 生田神社:152万人
- 豊川稲荷:118万人
- 湊川神社;95万人
このリストを見たら、すぐに分かることは、大都会に鎮座する神社の参拝者数は多いということだ。びっくりするほどはないが、この数が信仰の篤さを示さないだろう。大都会から離れた参拝者数は多い神社を見たら、次の通りだ。
- 橿原神宮:92万人
- 出雲大社:59.5万人
- 伊勢の神宮:55.7万人
- 宇佐神宮:40万人
この数字を見たら、出雲大社の人数はかなり高いことに気づく。島根県の総合人口は70万人程度だから、島根県の7割が出雲へ初詣に参拝したはずはないので、近所以外のところから集まってきた人もいたはずだ。伊勢の神宮は名古屋や阪神から遠く離れていないし、橿原神宮もそうだし、宇佐神宮は福岡市や北九州市に割と近いが、出雲大社は離れている。だから、出雲大社に対する信仰は特に強いように推測できよう。
では、私にとって、このデータは興味深いので、他の方には興味があるかと思って、ここで載せておく。