力不足

昨日は今年度の最後の代表者会議が開かれた。

社会生活部会で三つのテーマについて審議できた。

まず、企業の誘致と社会貢献について審議したが、前回より具体的な話になったとはいえ、まだまだ提言に至らなさそうだった。30分ぐらい話し合ったら、このテーマを辞めることに合意した。テーマの重要性を認めたが、具体的な話にならない限り役に立たないし、私たちは税制についての知識は一般人のレベルなので、現実的な具体的な提案はまず纏められないが、纏められたとしても、そのような制度の改善を提案する権限はないだろう。だから、別な委員会の設置が望ましいと思ったが、正直に言えば、これは市議会の範囲に入りそうだ。

結果はちょっと残念だったが、真剣に取り組んだので、このテーマは別な組織に委ねたほうがいいとの結論に確信を持つ。

そして、情報伝達に付いて審議した。具体的な提案があった。例えば、郵便局にポスターを貼るとか、転入届の受理するとき、紙一枚の「以下の手続きはお済みですか?」の重要の法律義務を知らせる措置などが提案された。提言に足りる具体的な提案があるが、もう一つの質問が浮上した。それは、外国人市民が何の情報を必要とするのか。外国人市民調査でこれについて調べたいと思うが、もう一つの手がかりがある。それは、川崎市の「サンキューコールかわさき」だ。総合情報窓口だから、様々な案件があるはずだ。そして、日本語も英語のある。日本語での問い合わせの殆どは日本人市民だと思ってもいいだろうが、英語での問い合わせの大半は外国人市民からの問い合わせであるとも思える。だから、英語での案件についての統計は、必要とする情報への糸口になるのではないかと思った。次回、その統計を見て審議を進める予定だ。

最後に、提言との取り組み状況について審議した。現在の制度で、市の行政が成功したかどうか決めて、私たちに報告するが、対話やフィードバックの場は設けられていない。これはよくないことにすぐに合意した。私たちから見れば、実現しにくい提言があれば、そのような提言を避けることができるし、過去の提言を全体会議での決議で停止できるので、市の職員のストレスも減らせるだろう。そして、市制の取り組みが外国人市民の問題と外れたら、教えることもできる。だから、このような機会を作るべきだと合意して、次回からより具体的にどういう形で実現してほしいかについて審議する予定だ。

最後の全体会議で外国人市民を対象とする調査について報告して、質問の項目を求めた。代表者会議からなるべく多い参加や提案が欲しいのだ。

昨日の会議も成功だったと思うが、やはり力を費やす。今日は休みの日でよかった。


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