初卯祭

鳥居の上部に付けられた藁の蛇の顔
今年の大蛇
今日、白幡八幡大神の初卯祭にお参りしてきた。

この祭りは、神社に属する八幡講が執り行う祭事で、稚児の二人が白い着物と袴で主役を担う。今年も稚児の一人は男の子で、もう一人は女の子だったが、それで三年連続になったと思う。稚児の保護者や祖父が青い裃を着て付き添いになるので、稚児が玉串を奉奠することになったら、手伝った。神事は長くないので、5歳ぐらいの稚児も我慢できた。

祭祀のための弓矢拝殿で神事が執り行われてから、境内で弓矢での行事がある。去年以前詳しく描写したので、今年の気になる点しか書かない。最初に写真に見える祭祀用の弓矢での行事がある。講代表等が地面に向けて矢を放つ行事は前と同じだったが、それから、通常通り稚児の保護者が稚児と一緒に矢を放つことになった。

矢が的に向かって飛ぶ昨年、これは形の過ぎなかったような気がするが、今年「当たるまで続かなければならない」と言われ、弓矢も前よりしっかりできたようだ。的に当たるのは可能だったので、ちょっと頑張って、当たった。これで豊作になるそうだ。確かにこの神事はもともと豊作か凶作か占うための神事だったそうだから、矢が当たらないとちょっと大変だ。的をわざと放つところに近く設けたが、弓矢をしっかり作らないとだめだろう。

今年、私が矢を放たなかったが、講の一員ではないし。風はちょっと強かったが、気温は寒くなかったので楽しい見学ができた。この神事が長く続くといい。


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