自分のことを自分でする

先日、真由喜が絵本を読みながら、うっかりページを破ってしまった。その音を聞いたら、ゆり子が「本を破ったの?」と聞いたが、真由喜が早速飛び上がって、「テープ!テープ!」と叫びながら、引き出しからテープを急いでとった。

「私がやる」とゆり子が言ったら、真由喜が断った。

「自分のことを、自分でやる。」

それは感動的だった。真由喜はまだ日常的なことで甘える傾向は強いが、問題を起こしたら、自分で解決しようとする。例えば、数日前に好きなプラスチックの棒をつい割れたが、号泣しながら自分でテープをとって、直そうとした。そして、一応直した棒で遊んだ。こぼしたお水も同じようになった。家でも幼稚園でも同じことを言われると思うが、効果的になった。

もちろん、自分でしないことも多い。例えば、歯磨きを私に頼むことは多い。しかし、それは自分でできないからではなく、私と一緒にやりたいからだ。だから、真由喜の責任感の芽生えも見えるが、幼児の可愛い甘えはまだまだ目立つ。


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