神の子

七歳までは神の子と言われたそうだ。

昨日、真由喜の朝ご飯は塩おにぎりだったそうだ。お昼も、塩おにぎり。ゆり子が真由喜に「なぜ他の食べ物を食べてくれないの?」と聞いたそうだが、真由喜が次のように答えた。

真由喜は元々神の子で、神棚の宮型に住んでいた。お腹が空いたら、真由喜が神様のお母さんに「お母さん、お腹が空いた」と訴えた。そのとき、神様のお母さんが供物からお米と塩を取って、塩おにぎりを作ってくれたそうだ。そして、供物のお水を飲ませた。だから、塩おにぎりとお水は好きだそうだ。その上、宮型の一軒家に住んでいたので、また住みたいって。神様のお母さんが庭を奇麗にしたことも覚えているという。しかし、私たちの子になることになって、産婦人科に行ったそうだ。

ゆり子がこのことを披露したら、真由喜がコメントを加えたが、ゆり子が

「日本の神様には母神がいるだろう。天照大神はちょっと違う。」

「いるよ。確かに天照大神が違うが、神産霊神や伊弉冉の神がいる。」そういえば、真由喜がコメントした。

「伊弉冉の神だった。」

「そうか。そうなら、天照大神はお姉さんだよ。」

「うん。お姉さんが学校に行ったら、「お姉さん、勉強は楽しそうだね」と言ったよ。」

なるほど。真由喜は天照大神の妹か。