ヘートスピーチ

今朝のNHKのテレビニュースで、ヘートスピーチについての部分があった。新大久保で在日韓国人に反対する人が毎月デモを行って、差別的な言い方で在日韓国人を脅かすそうだ。この行為はもちろん許さない。韓国人に対する差別が黙認されたら、ひどい社会に展開する恐れはある。歴史を見たら、そのような例は少なくない。

幸い、NHKの態度には納得できる。デモを問題扱いして、安倍首相の国会での批判も報道した。安倍首相によると、恥じる行為だそうだが、それは適切な態度として評価する。それに、ヘートスピーチに反対するデモもあるし、それも報道した。しかし、興味深い点は、ヘートスピーチデモに参加する人を取材すれば、顔を見せずに声も隠したが、ヘートスピーチに反対する人を堂々と放送した。つまり、NHKの立場は、ヘートスピーチデモに参加することは悪いことだから、報道すれば名誉毀損になる恐れがあると思わざるを得ない。私もそう思う。

しかし、対応策はちょっと難しい。もちろん、このような言動を強く批判するのは必要だ。ただし、法律で規制するのはちょっと危ないと思う。言論の自由は大変重要なことだし、このような強く反発する内容も言論だ。むしろ、強く反発するからこそ自由を保障すべきだ。

政治家を始め、日本の住民がこのような言動を強く批判すれば良いのではないかと思うが、この憎みの原因も調べて、払拭するべきだ。原因は、社会的に排除された気持ちや社会の不公平を感じることなどにある可能性は高い。はけ口は許せないが、気持ち自体に丁寧に対応したほうが良い。

第49回神社本庁協賛員特別祈願祭

今日、神社本庁協賛員特別祈願祭が明治神宮で執り行われた。私は、今年度から協賛員になっているし、特別祈願祭は内に近い明治神宮で執り行うことになったので、参列することにした。仕事に出勤する日を入れ替えて、準備を整えた。だから、今朝明治神宮へ向かった。

緊張した。理由は二つあった。(特に私には役割があるはずはないし。)一つは、初めての経験であること。新しいことを始めてすれば、いつも緊張する。それは人間の普通の心理状態だろう。

もう一つは、参列する唯一の外国人になることを確信したことだ。神社に参拝する外国人は元々少ないし、神社本庁の協賛員になるために、まず制度の存在を知らなければならないし、そして神社を通して申請しなければならないので、ある神社と深い関係が必要となる。だから、外国人の協賛員は、私一人である可能性は充分ある。もう一人存在する可能性を否定しないが、協賛員が皆参列するわけはないので、予想には自信を持った。

外国人を見ることを予想しない場面に現れると、周りの人が気づくことが気になる。そして、反応も気になる。今まで問題はなかったが、それでも気になって、緊張する。もちろん、白幡さんではもう緊張しない。その神社の関係者はもう私を良く知っているので、気が楽だ。新しい神社に行けば、ちょっと緊張するけれども。

予想は当たりだったのは言うまでもないだろう。そして、問題はなかった。受付に到着したら、私が口を開ける前に「はい、チャートさん、どうぞ」と言って、名札を渡してくれた。控え室でしゃべらずに待っていたが、ほぼ時間通りに正式参拝に行った。

明治神宮での正式参拝は二回目だった。回路で修祓を受けてから、神前に進んで、代表者が玉串を奉奠して、皆が拝礼する。(通常の二拝二拍手一パ拝)それから、拝殿の方に移って、記念写真を撮ってもらった。私がその写真でも目立つと思う。背が高いし、偶然最前の立つ列になったし。(修学旅行は多かったが、実は集合する前に手水をした時に、中学生に真似された。「水は飲みたくない」と一人が言ったら、「飲まないで。すすぐだけですよ。」と私が言った。ちょっと常識というのは、共有されないな。余談になったが、要は、特に記念撮影のときに私たちも修学旅行していたように感じた。)

撮影が終わったら、神楽殿で祈願祭と神楽奉納があった。明治神宮の神楽殿で正座するので、また練習が役に立った。やはり、神道と関われば正座を練習したほうがよい。奉納された神楽は巫女が四人待った神楽で、持ち物は菖蒲だったようだ。初めて見たかと思うが、厳かで奇麗だった。祈願祭の祈願は、普通の繁栄や無病息災の内容だが、神社本庁の活躍についても願われた。

それから、直会だった。そこでやっと他の参加者とお話ができた。ここは面白かった。

「食べ物は、全て大丈夫ですか?」

(よくある質問だな。)「はい、大丈夫です。まぁ、納豆はちょっと苦手ですけれども。」

「そうですね。外国人には納豆は苦手ですね。」

「お箸はお上手ですね。」

「日本はもう10年ですので、お箸ぐらいは・・・」(これもよくあるコメントだな。)

「あのう、宮司さんですか?」

あらっ、これは初めて。

食べ物やお箸の話は、食事中の話の皮切りを探す時に浮かんでくるテーマであると思われるので、日本に住んでいる外国人であれば、何回も何回も何回も何回も聞く。うんざりになる外国人もいるが、私はただ面白く思う。「あっ、また出た!」と。

しかし、「宮司さんですか?」は初めてだった。実は、二回聞かれた。その上、二回「神主ではないですよね?」と確認の形で聞かれた。後方の聞き方は、名札には神社名はないからそう推測したと思う。神主以外の参加者は少なかったようだ。そして、最近金王八幡宮で奉仕するヨーロッパ人の神主がテレビに出たので、私はその神主であったと思い込んだ人はいたようだ。(その神主さんはまだ権禰宜であると思うけれども。)

ところで、主催者などの挨拶で「私ども日本人」とか「遷宮の日本人のよみがえり」のような表現が出て、参加者は全員日本人であったことを前提とする台詞もあったが、神社本庁の田中総長の挨拶にはそのような表現は一切なかった。意識したかどうか分からないが、それも興味深かった。

直会の後で、また『国宝・大神社展』に行った。また招待券をいただいたので、二回無料で拝見できた。出展品は前期と後期に入れ替わりは多かったので、大型連休中のときと違う神宝は多かった。特に、光りに弱い衣類や絵画などはほぼ完全に入れ替わりになっていた。だから、二回の拝見だったのに、新鮮だった。そして、時間の関係で、前回見たものを飛ばして、新しいものしか見なかった。それでも2時間ほどかかった。ただ4日が残るが、まだ見ていない人に勧める。

この特別祈願祭は当番制で件の神社庁が主催するようだが、今年は『国宝・大神社展』に合わせた東京で開催したそうだ。来年はどこになるか分からないが、都合が合えばまた参列できたらと思う。

それは二回目になるので、それほど緊張しないし。

経済成長政策

今朝のラジオニュースで、政府の経済成長政策についての報道があった。その中、企業が日本で活動し易くするために、二酸化炭素排出量を2020年までに1990年の量から25%削減する目標をゼロから見直すということがあった。

この方針は、安全基準を撤廃して早急に全ての原子力発電所を再起動すると等しい方針だ。どちらでも、企業に安い電力を提供する。原子力発電所で放射線漏れに気をつけなくても良い状態で、そして放射能廃棄物を普通ゴミに捨てられたら、電力がものすごく安くなる。しかし、このような方針を掲げる人は一人もいない。原子力発電を擁立する人でも、安全を万全にする必要を訴える。

二酸化炭素などの温室効果ガスで、原子力発電所の半径20キロの限定された範囲にではなく、国全体に大変な被害をもたらす。それが分からないのは、多くの人なのようだが、深刻な問題だ。原子力発電所の最悪の事故をもう経験したが、気候変動で農業が無理になったり、夏の平均気温が40度を過ぎたり、海水が1メートル以上上がったりする。東京の浸水の恐れさえある。

つまり、事実が分からない人が事実が分からない人の証言を聞いて、国を救うために国の破滅を招く方針に合意した。

誕生日カードで英語

イギリスの習慣を活かして、英語圏の親戚へ誕生日カードを送る。私とゆり子がメッセージを書くが、真由喜は絵を描くことにした。幼い頃からそのような習慣があったので、カードの時間になったら積極的に絵を描こうとしてくれた。最近、英語を読み書きを習っているので、前回のカードに名前を書くように促した。まだ文字を覚えていないので、手本を見せなければならなかったが、描いてくれた。そして、絵を描いた。

絵が完成されたら、私を呼んだ。

「ダディー、お誕生日おめでとうと書きたい。英語で。」

だから、手本を用意して、真由喜が「Happy B」まで書いて、私が完成させた。

嬉しいことに、このような現象が増えつつある。イギリスやアメリカとのチャットで、真由喜がより積極的に英語を発信することになったし、英語教室の宿題も強く嫌がることもなくなっている。そして、アメリカやイギリスに行きたがっている。英語への抵抗感がちょっと和らいだかと思う。