美田八幡宮

鳥居と参道の無効に社殿は辛うじて見える。隠岐島での撮影の合間に神社にお参りしたが、西ノ島でこの美田八幡宮にお参りできた。港に近くて、ちょっとした丘に鎮座する神社だが、興味深いポイントがある。

まず、八幡宮だから、誉田皇命は祭神の一柱だ。これは応神天皇で、普通の八幡神だ。そして、気長足媛命も祭神になる。これは、神功皇后に当たる神様だから、よく見る。八幡神が三柱からなることは多いが、ここは例外ではないが、普段は姫神や玉依媛命の女神になる。この神社で足仲彦命であるそうだ。これは、応神天皇の父親の仲哀天皇のことだ。この三柱の神様の組み合わせは他の神社にも見えるが、ちょっと珍しい。

木々に囲まれる土俵そして、境内に入ったら、立派な土俵がある。相撲が神社と関わること自体は珍しくないが、これほどな土俵を常設することは少ないだろう。神社の祭りには相撲は重要であることは推測できる。ところどころに見たポスターや島民との話から分かったが、隠岐島には相撲は大事な存在であるそうだ。

お参りしてから、拝殿の後ろに細道があったので、見に行った。そこで見つけたのは、武内神社だった。神社と呼ばれるが、屋根の下の石碑に過ぎなかった。武内宿禰は、神話によると数百年の人生で複数の天皇に使えたそうだが、そのうち仲哀天皇も、神功皇后も、応神天皇も入っている。だから、八幡宮の摂社として相応しいと言えよう。それでも、あまり見たことはない。見逃した可能性にも考慮しなければならないが、本当に珍しいかもしれない。

入り口に立つ看板によると、この神社での田楽は重要無形民族文化材であるし、この田楽は少なくとも室町時代末期まで遡るそうだ。このような伝統は今も受け継がれたら良いと思わざるを得ない。


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