お稽古

一昨年から真由喜が日本舞踊を習ってきた。昨日、私がまたお稽古に連れて行った。しかし、真由喜には抵抗感がある。

向かうバスに積極的に乗るし、お稽古場に着いてもご機嫌だったが、浴衣に着替えさせようとしたら、反発した。「お稽古大嫌い」とか「疲れちゃう」とか「マミーとダディーはらくちんで嫌だ」などと訴えて、着替えに協力してくれなかった。長い間相手になって我慢したら、やっと着替えたが、踊りは一回のみと条件付けた。

お稽古場に戻ったら、お絵描きに夢中になった。お猿さんのリンゴ狩りと馬車に乗った旅の絵を積極的に描いた。先生も、真由喜のお絵描きは途中ならお稽古を始めようとするのは無駄だのが分かって、他の生徒さんを先にさせた。その方のお稽古が終わったら、真由喜が潔くお稽古に入って、そして一回のみのことをはっきりしてから、しっかりと上手に踊った。

この状況でやはり悩む。真由喜はまだ5歳だから、連続の練習に嫌がるのは当然だし、踊りが段々上手になっているので、明らかに止めるべきであるとは言えないだろう。他の子供の生徒さんのお母さんも真由喜の踊りを褒めてくれるので、継続を促しているのではないかと思う。先生も嫌がらない。一方、お絵描きと比べたら、真由喜のやる気の差は明らかだ。まだ続けさせると思うが、いつまでそうすればよいか、考えなければならない。


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