商標の基本的な狙いは、市場での偽りを防ぐことだと思う。つまり、「トヨタ」という商標があれば、全く無関係な会社が自分の車に「トヨタ」というマークを着けて販売したら、消費者は当然「あのトヨタ」だと思い込んで、騙されて買ってしまう。そして、このような場合は本当に騙されると思える。なぜなら、自分の製品に自信と誇りを持っていれば、自分の商標で売ろうとするのは当たり前だからだ。つまり、他社の商標を偽れば、自分の商品の品格は低いからである場合は大半だ。
だから、消費者を守るために、そして会社に評判を構築できるように、商標を法律で守るべきだ。
しかし、現行の法制で、商標は極めて広い。私の業界でキャラクター自体を商標とするケースは多い。有名な例は、アメリカのDC Comicsの商標の一つは「真実、正義、そしてアメリカの道」の表現だった。(Truth, Justice, and the American Way)もちろん、真実そのものは商標ではなかった。
これは適切ではないと私は思う。キャラクターはキャラクターだ。商標は、誰がこのキャラクターについて話を作ったかを表すべきだろう。
法律上、一つの会社には二つの商標を認めるべきだと思ってきた。それは、会社名とロゴ一つずつだ。そして、商品に商標を明示する義務をつけたらよい。それで、商標が分かり易くなるし、会社の評判を考えて買うかどうか決められる。
私の業界で、著作権も関わるので単純に言えないが、キャラクターや架空な世界の自由な利用への重要な一歩だ。それは、人工的な独占を払拭するために重要なことだと思う。
他の業界で、会社の関係を明らかにする。(「一つの会社」の定義に気をつけなければならないが、株や経営の配置などに基づく基準を設けることはできる。)一つの会社が複数の商品の種類を提供すれば、その全ては同じ会社の背品であることを明らかにしなければならない。これも、消費者を守る。同じ会社で高級ブランドと手軽ブランドを同時に提供するのは難しくなる。ただし、値段なりに品質は良い商品を提供するブランドは、作れる。
このように商標を制限すれば、市場の透明性を増すし、独占も減らす。だから推薦したいのである。