旅行の目標

週末の旅行で、旅行で何を狙っているかが浮き彫りになった。目的は、良い思出を作ることだ。真由喜と一緒であれば、真由喜と一緒の良い思出だし、家族旅行なら家族の思出だ。一人旅で、一人の良い思出だ。

当たり前だろう。

しかし、重要なことが潜む。

旅行で使うお金は、値段があるものを買うために使わない。むしろ、良い思出の前提を整えるために使う。

暑い日に長い時間安くて美味しいお店を探したくない?じゃ、すぐにお店を選んだら良い。ちょっと高くても、ちょっと美味しくないとしても、それでも良い思出が長くて辛い店探しによって損なわない。真由喜と一緒に旅する場合、真由喜が買った食べ物をあまり食べてくれないことは多い。だから、真由喜の食事に出したお金はある意味で無駄遣いになる。ただし、一緒にレストランに行ったり、食べたりすることは、真由喜にとっても楽しい行動だ。つまり、食事代で買うのは、食べ物ではなく、一緒にレストランで食べる経験だ。

この原則はお金に限らない。良い思出というのは、予定通りにならなかった旅でも可能だ。電車が運休になって、様々な手段でやっとたどり着くことも、思い出したら楽しく受け止められる。そのときでも、予定の崩れとしてではなく、思出になる経験として受け止めても良いと思う。もちろん、本格的な悲劇はそうできないが、電車の遅れとか、ホテルの問題などは、楽しい思い出話にできる。特に家族旅行の場合、一緒に笑ったら楽しい。

行動の本当の目的を忘れずに評価すれば、些細な問題が気にならないだろう。


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