来日10周年報告祭

今日は、私の来日の10周年である。平成15年10月朔日に初めて日本に上陸した。

私が紋付羽織袴で白幡八幡大神の社殿の前に立つこれを記念するべく、今日白幡八幡大神で来日10周年報告祭を執り行っていただいた。ゆり子が一緒に参列してくれたが、今日は結婚式の7周年でもあるので、一緒にできて良かった。二人とも和装を着たが、私は買った羽織袴を初めて着ていた。

今回も、神社の方に特別な祝詞を作っていただいた。祝詞例文集にはぴったりの祝詞は載っていないだろうが、本当に素晴らしい祝詞だった。ゆり子と真由喜にも触れたし、私が紋付の着物を着ていたことにも触れた。(そのつもりを事前に知らせたが、着物姿で現れたときに驚かないようにした。祝詞に登場するとは思わなかった。)そして、中心部には「イギリスを忘れずに日本の人に親しくなりように」との内容があった。その通りだ。その気持ちで進みたいのだ。私もゆり子も祝詞に感動したが、私が写しを願ったので、後日にまた読み返す。

記念として、相応しかった。なぜなら、日本に住み着いた理由が多く象徴されているからだ。

まず、神社での御祈祷だったが、神道に深い興味を持っていることは、このブログを読んでいる方はもう充分ご存知であると思う。神道を勉強するために、日本に住むのは一番良いし、神道と接すると楽しい経験も考えさせる経験も多い。そして、羽織袴を着ていたが、日本の文化を全体的に好むようになったことはこれで象徴されていると言えよう。祝詞で言われたようにイギリスとの縁を切らないが、日本の文化が好きなのだ。そして、日本人の多くは、私を受け入れてくださって、日本にいても良いと感じさせていただいている。私の周辺にいる日本人との絆は多く感じる。強い絆もあるが、薄い絆も重要だと思う。

御祈祷に象徴されていない理由として、日常生活は楽で、住み易い国であること、そして景色は奇麗であることだろう。白幡八幡大神は良い神社だし、社殿の後ろに鎮守の森もあるが、東京郊外に鎮座して、景色は良いとはちょっと言い難い。

ゆり子と真由喜はまだ掲げていないことに気づいた方もいるだろうが、それはゆり子と真由喜は日本にいる理由ではないからだ。ゆり子と出会ったのはイギリスだったし、ゆり子はイギリスに住んでも良いと言っているので、ゆり子と付き合うために日本に残る必要はない。真由喜は、日本人でもイギリス人でもあるので、イギリスに住んでも相応しい。確かに6歳になったので、友達は日本人だ。だから、その点で帰国しない理由もあるが、将来的に真由喜もイギリスに住みたくなるだろう。ゆり子と真由喜は、人生に不可欠だが、日本に住む理由ではない。

纏めたら、日本に住んでいる理由は一つではない。日本の複数の側面が好きなのである。一つの理由のために色々な不満を我慢しているわけではない。だから、これからも長く日本に住みたいと思う。よろしくお願いします。