創作日本語

昨日の投稿で、カタカナ語の「パソーナ」と「プレーヤー」をよく使ったが、違和感に触れた。カタカナ語は、殆どの日本人には分かりにくいだろう。日本語と無関係な語源で作られ、発音も日本語に合うように歪曲された言葉だから、意味不明になってもおかしくない。しかし、外国語を知っている人にとって、楽だ。言い方を考えなくても良いからだ。確かに既存する日本語でうまく表せない概念がある。その場合、頑張って、新しい日本語を創作した方が良いと思う。だから、この投稿で頑張る。昨日使ったカタカナ語の漢字を考える。

まずは、プレーヤー。TRPGでのプレーヤーは、遊ぶ人だが、日本語の「遊ぶ」の意味が中心的な要素を伝えないと思う。プレーヤーは、想像力を駆使して、別世界を探検する。想像で別世界を旅する。これで刺激された。「旅行」は、行くことで旅することだ。TRPGは、想うことで旅することだ。だから、「旅想」とは、TRPGのことだ。英語で「Epic journey of the imagination」ということがあるので、それにもぴったりだ。TRPGは旅想であれば、プレーヤーが「旅想者」になる。

では、パソーナをどうしよう。パソーナは、ゲームの世界の中で活躍する登場人物だ。旅想者の代わりにその世界を体験する。そして、旅想者の中の想像を表す存在でもある。だから、「代像」はいかがでしょうか。銅像と同じように人間の形を持つことは多いが、頭の中で旅想者の代行者だ。だから、「代像」は良いのではないかと想う。

そして、「ゲーム」もカタカナ語だが、もう漢字を創作した。「旅想」だ。旅想をするのは、旅想者だ。旅想のために、代像を創る。

このような創作日本語は、初登場で説明しなければならない。ただし、カタカナ語も同じだ。「プレーヤー」を説明しないと、分かる日本人は少ない。カタカナ語と比較すれば、弱点にはならない。むしろ、漢字が分かる日本人には漢字の言葉は最初から意味を推測できる言葉だから、より分かり易いだろう。個人的にも好ましいし。日本の雰囲気がちょっと強くなるからだ。

もちろん、私には日本語を勝手に決める権利はない。言葉が日本語になることは、人が使うかどうかによって決められる。実は、私が旅想を日本語で書かないので、このような言葉を使う機会はあまりないかと思うので、普及できないだろう。そして、日本語や漢字の知識がより豊富な人が相応しい漢字を考えた方が良い。ただし、乏しい知識に基づいて短く考えてもカタカナ語より楽しいだろう。

日本語にならなくても、私は個人的にこの言葉を楽しむつもりだ。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: