氏神様の白幡さんで七五三の季節が大変賑わう。普通の地元の神社だから、全国的に似ている例も見られると思う。それに、有数の神社も同じであるだろう。お正月と同じように、七五三は誰でも同じ時期で行う儀式であるからだ。過疎化が進んだ地域は違うかもしれないが、首都圏では七五三の季節が10月に始まって、12月に終わる。週末に執り行ってもらうと、数組での団体的なご祈祷になるに違いない。七五三の主役は幼い子供であるし、おじいさんとおばあさんも参列することは少なくない。この殺到する参拝者がよく車で神社へ行くそうだ。
そのため、広い駐車場が必要になる。そうしないと神社の周辺の道路が塞がれるだろうし、近所の人と軋轢になる。しかし、11月の平日や他の11ヶ月には駐車場はそれほど必要にならない。駐車場を借りるのはすぐに思い浮かぶ解決策だろうが、首都圏ですぐに借りられる駐車場はそれほど多くないし、神社に近くあるとは限らない。だから、悩ましい問題になるようだ。その上、問題の解決策を見つけても、首都圏の再開発は今でも激しいので、いつ問題に戻るかは分からない。
大きな神社で専門スタッフがあるかもしれないが、殆どの民社では問題を解決するのは神職だろう。神職として奉仕すれば、駐車場の問題と取組むとは思わなかっただろう。