専念の節分

報告はちょっと遅れているが、家の節分祭についてちょっと書きたいと思う。真由喜は節分の相当楽しみにしていたようだ。もちろん、幼稚園でも節分の行事をしたが、真由喜によると鬼はちょっと怖かったが、実は人間だったのでそれほど怖くなかったそうだ。さすが年長さんだね。

もう豆まきしたのに、帰ったとたん「節分やろうよ、ダディー!」と訴えた。豆を結婚式から保存しておいた升に入れて、真由喜に渡した。升には「寿」という文字が焼印があったので、ふさわしかっただろう。ただし、豆と一緒に買った鬼の面も、真由喜が幼稚園で作った鬼の面も、私が被ることを拒否した。それは怖いそうだ。面の裏には人間があるのにね。

豆まきの対照は、私。逃げる所作をしていた間に、勢いよく豆を投げられた。

「鬼はそと!福はうち!」

豆を全て投げたら、床からまた集めて、もう一度投げることにした。そして、ゆり子も加わった。思い切り追放された、私。

私が疲れたら、一応休憩した。恵方巻を食べるかどうかは曖昧だったが、当日になったら真由喜が食べる気になったので、ゆり子は買いにいってきた。そして、真由喜が正しい作法を要求した。恵方に向けて立ちながら、沈黙で恵方巻きを一本食べるようにされた。私は別に良いけれども、ゆり子はちょっと苦しがっていた。食事の時は喋りの時であるのはゆり子の恒例だからだ。

節分の祝いの間にゆり子が別な話をしようとしたら、真由喜がちょっと怒った。恵方巻を食べている間に喋り禁止だったし、それ以外でも節分以外の話題は禁止されていた。やはり、真由喜が楽しむ行事に私たちも集中してほしかったようだ。行事が終わったら、ちょっと柔軟になって、他の話を許すいてくれた。

そして、節分が終わったら、お雛様の飾りを真由喜は請求し始めた。週末に飾ろうか。

日本は、楽しい行事は多いな。


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