日曜日に、川崎市外国人代表者会議の第10期が正式に始まった。私はもう代表者ではないが、応援するために膨張に行ってきた。一回目は、委嘱状の手渡しと代表者の自己紹介があるが、議事は正副委員長の選出ぐらいだ。だから、面白い会議だとは言えない。
今回の委員長の選出は滞りなく進んだ。4人は推薦されたが、3人が辞退したので、残っている一人は挙手の全会一致で承認された。(第9期のベテランだったので、頼れると思う。)
そして、副委員長の選出になった。今回、6人は推薦され、4人が辞退したので、ちゃんとした選挙になった。代表者は26人だったので、14票は目標だった。
表は数えられ、12票、12票、2票無効。
再選になった。事務局の室長は仮議長で、ぜひ無効にならないように促した。
13票、13票。
候補者から更なる演説を求めて、もう一回選挙にした。
18票、8票。
やっと選出はできた。
この選出はいつも意外に難しくなる。理由は簡単に分かると思う。代表者の一部は全期から続くが、当期の代表者が皆で集まるのは2回目だ。事前研修でも顔合わせしたが、話し合う機会は殆どない。そして、演説は2分程度で、準備の時間もない。つまり、代表者は候補者のことがよく分からないので、適当に投票することは多いと思える。
ただし、この問題は改善できない。議長は必要不可欠だし、代表者会議の自立性を保つために代表者の互選で指定するしかない。つまり、最初の会議で委員長を選ばなければならない。幸い、委員長にはやる気がある限り、問題にならない。独裁政治が行える地位であるわけではないので、重要なのは代表者が自分で選ぶことだ。私が参加したか傍聴したかの会議で、委員長が問題なく進行させた。
それでも、真剣に考えるのは当然だから、いつもこの選出がちょっと問題になるようだ。
私は、年に2、3回傍聴しに行くかと思う。少なくとも、オープン会議に出席するつもり。今期の代表者の有意義な提言を楽しみにしている。