好き嫌い

真由喜の好き嫌いは激しい。

というが、どうだろう。遊び方の好き嫌いはあまりない。日にちに寄って、絵本を読んだり、絵を描いたり、人形遊びしたり、外で公演で遊んだり、ビデオを見たり、ゲームをやったりする。ルームバンドも見つけたので、それも試した。もちろん、自分の好みがある(お絵描きだろう)が、提案された遊びのほとんどに応じる。

人もそうだ。最初に慎重だが、それは良いことだと思う。しかし、私とゆり子が促したら、すぐに新しい人と優しく遊ぶ。学校で、友達はできているが、嫌いな人の話は聞いたことはない。

勉強もそうだろう。宿題を見れば、すべてやる方だ。算数も、国語も、一言日記も平気でやる。嫌いな勉強は特にないようだ。

だから、「好き嫌いは激しい」と言えば、食べ物のことしか指せない。確かに食べる範囲はちょっと狭いが、私の子供の頃より広いし、広がりつつあることは見える。まだシンプルな料理を好むが、魚の諸種やご飯はよく食べるし、食べる野菜や果物もある。私たちといつも同じ物を食べさせたら難しいが、新しい物を促したら、試してくれる。

確かに試したら「嫌だ!食べない!」ということは多いが、試してからそう言うのは重要だ。その上、時々「うん、食べる」との反応になるので、進展とつながる。

つまり、問題になるのは友達のお家での外食ぐらい。レストランなどなら、真由喜の好きな物を注文するし、家では真由喜の好きな物を作るが、友達のお家では、真由喜が拒否すれば恥ずかしい。まだ6歳だが、学校などで他の人との接し方を学んで、少なくとも丁寧に食べないようになると良い。

ところで、学校と言えば、給食のほとんどは食べるそうだ。小食だが、種類に寄って著しい変更はないようだ。それも、成長の芽生えだろう。


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