ブレイクニー

ブレイクニーというのは、ノーフォーク州の北海岸にある小さな町だ。私が訪れたきっかけは、私の中学校からの友達が(実は、日本の制度から言うと、小学校6年からの友達だが、学校代わりに伴って出会った人だ)夏休みを貸別荘で過ごしたことだった。つまり、友達と泊まって、一緒に過ごした。

ブレイクニーは漁港だが、海に直面するとは言えない。それより、海からの川が町の中心部まで続くが、潮があるので、高潮の時は数メートル深くなる。干潮の間、歩いて川を渡ることはできるが、満潮の時は到底無理だ。満潮で浮かぶ船は、干潮の時は砂の上にある。真由喜が楽しく海水の中で遊んだが、人気があるのは泥滑りだそうだ。確かに他の子供が長くその遊びを楽しんだ。そして、もう一つの遊びは蟹釣りだ。満潮の直前に餌を見ずに入れたら、すぐに二匹か三匹がついて、水から引っ張り出せる。真由喜が三十分ぐらい相当楽しんだ。

その周辺には楽しいところもある。例えば、近所の教会はちょっとした丘の上に建つが、塔もある。塔を登ると、周りの風景はよく見える。その地域の最高の眺めだと言われるが、それは信じられる。少なくとも、有力な候補である。そして、数分歩いたら、いちご狩りなどができる農場もある。イギリスでは、いちごは夏の果物だから、海水浴のシーズンと重なる。

ブレイクニーには、野鳥やアザラシが棲む保護地区もある。船に乗ったら、アザラシを見に行けるそうだし、野鳥の観賞もできると言うが、私たちはそのことにしなかった。アザラシを見に行ける時間帯は、潮によって変わるので、私たちがいたところちょっと不便だった。そして、もちろん天気による。

アザラシを見に行くの代わりに、私たちは、バスに乗って、ホルカムという町まで行った。そこでは宮殿のような建物やイギリスの庭があるし、子供が遊べる森の中の遊具もある。真由喜が遊具も壁に囲まれた庭も楽しんだ。そのバスに乗ったら、海岸の様々な町に行けるので、旅の可能性は豊富だ。

この地域は観光地だが、殆ど国内の観光客であるようだった。白人以外の人は非常に少なかった。セットフォードから行くために、電車でノリッチという町を経由でクローマーという町に、またはキングズリンという町まで行ってから、バスに乗ってその間の町を訪れられる。


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