ノリッジ

イギリスに滞在した間にノーフォーク州の主都のノリッジを訪れた。「主都」とは言え、それほど大きな町ではないが、都会だと言える。(セットフォードは明らかに町で、ブレイクニーは村で、ノリッジは都会。)多くの電車がノリッジに行くので、交通も便利だ。そして、観光に答える都会でもある。

私たちは、電車で行って、駅でおやつを食べてから川沿いを歩いてドラゴンホールに行った。それは15世紀に建てられた商売施設だったが、今は博物館になっている。建物自体に加えて、子供向けの遊びもある。真由喜が何回もイギリスの中世の洋服を着て、着替えて、さらに着替えてしたし、昔の小銭の復元からの形をクレヨンでとった。(紙をでこぼこのある金属の上に載せて、クレヨンを通らせる。そうすれば、模様が紙に現れる。)

そして、お城まで散歩した。お城は900年前に建てられたノーマン時代のお城で、今は博物館や美術館になっている。外を見たが、時間がちょっと短くなっていたし、入場料も低くなかったので、外だけを見ることにした。(お城の隣にあるモールでお昼を食べたが、モールの建設は、地下の部分は多いので、お城を損なえない。)

もう少し歩いたら、エルムヒルという道に辿り着いた。この道は、数百年前からの建物は多いし、道には丸い「コブルストーン」という物があるので、歴史的な雰囲気がある。ゆり子が小さなギャラリーに寄ったが、もう少し進んだらTRPGなどを売るお店を見つけたので、立ち寄った。その中で、私が書いた本が売り出されたので、ゆり子と真由喜に見せた。真由喜が興奮して、店長に知らせる世に促した。幸い、日本語で促したので、店長にばれなかった。自慢する以外の知らせる理由が思い浮かばなかったので、控えた。嬉しいことに、真由喜は「帰ったら、ダディのゲームを遊びたい」と言ってくれた。その台詞を思い出すのかな。

最後の観光は、ノリッジ大聖堂にした。これも900年前に建てられた建物だが、素晴らしい。外から見ても圧倒されるが、中は天国まで心を導く構成だ。天井は高いし、壁が上がりに上がって、高いところで石の網で天井になる。木の幹や枝に例えられることは多いが、それより幾何学的なパターンだ。大聖堂から出れば、クロイスターという回り廊下があるが、それも石製で数百年前の造りだ。イギリスの文化に接するために最高の行き先の一つだと思う。

生憎、大聖堂で真由喜が眠くなったので、私が大聖堂から駅も持ち運んだし、電車の中でずっと寝ていた。疲れたが、大聖堂から駅までは、20キロの児童を持って歩ける距離であることは証明されている。

ノリッジの一日は、家族三人の旅行で楽しかった。真由喜が大きくなったら、また行きたいと思う。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: