ロンドン

ロンドンを紹介しなくても良いだろう。だから、私たちの旅についてちょっと書きたいと思う。

日帰り旅行にしたので、ちょっと早めにセットフォードを出て、ケンブリッジ経由でロンドンまで電車で行った。2時間弱がかかるが乗り換えは一回のみだから、楽だ。ロンドンでの到着駅はキングズクロスだが、ケンブリッジに住んでいた頃、ロンドンに行くためによく使った。しかし、大きく変わった。切符売り場や売店があった建物は撤去された、新しい売店の場所は作られた。駅ビルの19世紀の基の姿はまた見えるし、駅の前には奇麗な広場になっている。びっくりした。

午前中の予定は、自然史博物館に行くことだった。混雑するかと予想されたので、避けるために平日にした。それでも、博物館に入るために1時間以上の行列があった。そして、博物館に入っても、恐竜の展示が見たかったら、さらに1時間程度の行列があった。

だから、恐竜を止めた。それでも、待ち時間と同じ時間以上を博物館の中で楽しみたかった。だから、真由喜と一緒に海の恐竜の展示や生態系の展示や哺乳類の展示などじっくり見た。人間の成長についての展示もあったので、これからの数年間での成長の概要を真由喜に紹介した。生理の詳細の展示もあったが、詳細はまだ教えなくても良いと判断して、省略した。

そして、私の妹がロンドンに住んでいるし、それに赤ちゃんを先月生んだので、会いに行った。2歳の女の子はもういたので、日本からのお土産を持っていた。それは、髪飾りや小さな可愛い箱などだったが、日本で買ったのでもちろん可愛らしい袋に入っていた。結末は予想できるかと思うが、女の子は髪飾りなどは一応良かったようだったが、袋は大変気に入った。それまで背負ったリュックを落として、その袋を握ってお出かけした。

そのお出かけは、比較的に近くにある子供の頃の博物館だった。博物館で真由喜と一緒に遊んだりして、楽しめた。そして、博物館で日本のひな祭りの人形もあったし、着物も展示した。入ったや否や、真由喜が気づいて、「何で日本の人形があるの?」と聞いた。「世界中の子供のことがあるからだ」と答えた。

この博物館はヴィクトリア・アンド・アルベルト博物館の分館だから、所有品は素晴らしいし、入場料はない。例えば、中国の帝王がナポレオンへ送ろうとした物も入っているが、玩具の形であるといえども、本当の玩具であるかどうかは分からない。200年前のドルハウスや人形劇のためのものもあるので、歴史的な物も豊富だし、子供が遊べる場所も多い。実は、姪が初めて歩き出したのは、その博物館の中だったそうだ。子供と一緒にロンドンに行ったら、お勧めの一つだ。

ロンドンの一日は長かったが、家族と会えて良かった。


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