ゴミ削減

6月に公刊されたGuardian Weeklyには、サンフランシスコのゴミゼロの目標についての記事が載った。この計画が2002年から始まったが、目標を具体的に言えば、2020年までにリサイクルされていないゴミをゼロとすることだ。リサイクルは、堆肥にすることを含めるので、食べ物の食べ残しもリサイクルできる。現在、ゴミの8割はリサイクルされるそうだから、目標に近づいていると言えよう。もちろん、最後の2割は一番難しい。簡単にリサイクルできるゴミはもうリサイクルされているからだ。

この目標に達成するために、リサイクルの仕組みを充実させるだけではなく、ゴミの削減とも取組んだそうだ。目立つ政策は、無料レジ袋を禁じたことだった。買い物に行く人は、マイバッグを持っていないと袋を買わなければならないので、持って行くことが多くなったのは想像に難くない。そして、ペットボトルの利用を激減させて、堆肥にできるコップの利用と水飲み場の設備に努めたそうだ。

これは、市政のレベルで執り行われた政策だそうだから、川崎市でも同じようなことはできるはずだ。川崎市は、人口から計ればサンフランシスコの1.5倍の都会だが、それは無理にさせる規模の差ではないと思う。その上、川崎市がもうゴミの削減に努力したと読んだことがあるので、基礎はもう敷かれているだろう。そして、川崎市ではゴミを汚染なしに焼滅する施設があるし、その施設に隣接された温水プールが余熱を使うそうだ。だから、ゴミをゼロとしなくても良いが、資源の利用を減少させるために良い目標だと思う。

それに、削減と一緒に巧みに他の政策を実施すれば、良い影響を拡大できるのではないかと思う。例えば、レジ袋を禁止することでゴミ削減になる。禁止する前に、川崎市内、もしくは日本の過疎地や被災地で袋の生産を促したら、マイバッグの需要が増える時点で供給はもうあることになる。

長期的に考えれば、生ゴミはいつまでも発生するので、堆肥にする施設は役に立つ。それ以外のゴミを削減するために、使い捨て社会と取組まなければならない。このように、日本の「もったいない精神」を活かせば、前進できるだろう。しかし、使い捨ての商品を禁じれば、多くの場合代用品が必要とする。レジ袋は簡単な例だ。買い物を運ぶものは必要だが、マイバッグが良い代用品になるので、すぐに入手できる。徐々にその使い捨ての物を禁じれば、自由市場でその代用品が生産されるようになるが、事前にその代用品がより環境問題を起こさないように考えたほうが良い。それで、制限しては行けないが、良い代用品になりそうな製品を促進することは許されるだろう。

このような政策が実現されたら、様々な問題に良い影響を与えると思うが、詳細は極めて重要である。政策の詳細を考えた上で、徐々に導入することは基本になると思う。