意味の2次元

やっと、意味の理論を説明するための準備はできている。2次元は、因果関係と予測である。
理想的な状況は下記の通り。

物を見たら、その経験がある考えを引き起こす。引き起こされた考えは、見た物の展開を正しく予測する。そして、見えなくなったら、考えでいつ現れるかは、予測できる。こうなったら、その考えがその物を指す。

間違いがある証拠は、予測が外れる現象だ。予測が外れたかどうかは、自分で判断できるので一人で見る現象でも問題はない。では、外れたら、どうする?

選択肢がある。一つは、引き起こしを否定することだ。つまり、その物を考えの範囲から排除する。そのものは何であるかは間違えた、という結論だ。例えば、ある動物が川に飛び込んで泳いだら、「猫ではなかった」と判断することだ。

もう一つは、考えの予測を修正することである。ある猫が川に飛び込んで泳いだら、「猫は泳げない」という予測を修正する。

どう決めるかは、簡単な場合はある。特に、物をもう少し見たら、別な考えが引き起こされ、そしてその考えの予測が合えば、最初の猫の引き起こしは間違いだったと判断するだろう。その後の考えは、理想的に合っているので、否定する意味はない。一方、物を良く見て、猫との考えが引き起こされ、そして予測は大半合っているが、詳細なところで微妙にずれたら、もちろん予測を修正する。

その間の場合、どう決めるかは難しい。自分の考えがなるべく役に立つように決めたいが、今「なるべく役に立つ」を具体的に特定できる。

私たちが生きている世界に存在する物は、視覚や他の感覚で分かる。つまり、周りの世界に存在するものは、頭の中で起こされた考えであると思う。そして、世界はどう展開するかは、頭の中にある考えの予測に基づいて判断する。そして、生き方、例えば落ちてくる巨岩を回避する方法をこの判断に基づいて決めてしまう。だから、「なるべき役に立つ」というのは、生き残れることとか計画を実現できることなどを指す。これは、抽象的な哲学的な目標ではなく、具体的で日常的な目標である。

だからこそ、一旦間違えても、また考え直して意見を改めることもできる。そして、二つ以上の選択肢を同時に試してみることも可能だ。「この物は猫か、岩か、それとも猫にはじっとする能力があるか」のように、範囲を限定すれば同時にできる。この修正には、他の人との相談は不要だから、一人で新しい現象と出会ってもできる。一方、他の人と相談できれば、より早く解決できるし、より広い経験に基づいて考えを築くこともできる。

では、次回重要な問題と取組んだら、この連載が終わるだろう。