帰化申請開始

昨日、帰化申請の手続きを開始した。

というより、川崎市にある法務局へ電話して、最初の面接の予約を取った。係員に電話がつながると、質問があった。

まず、「どこに住んでいる?」これは、私を管轄する法務局に連絡しているかどうかを最初に確認するためだったろう。別な法務局の管轄にあれば、この会話をすぐに終わらせたほうが良い。ただし、事前に調べたので、正しい法務局だった。(もちろん、ですます形で聞いたが、ブログのために省略する。)

「国籍は何?」もちろん、国籍を問わずに帰化できるが、手続きが違うそうだ。例えば、特別永住者であれば、特別な措置があるし、アメリカ人であればアメリカの制度のためにちょっとややこしいところがあるそうだ。イギリス人は、普通だろう。「イギリス生まれ?」最初は、この質問の趣旨はわからなかったが、続きで明らかになった。「親の国籍?」つまり、私の現在の国籍は二重国籍であるかどうかを確認しようとしたと思う。やはり、私は二重国籍であれば、手続きが難しくなるので、事前に知りたいようだ。

そして、年齢を聞いてから、「日本にいつきた?」「オーバーステーしてしまったことがある?」これは、帰化する条件の二つだ。日本人と結婚していなくても、5年間なら大丈夫であると聞いたので、私はもう問題ない。そして、オーバーステーしたら、ダメになることは多いそうだ。私は大丈夫だ。

「在留資格はなんだった?」これで、私の在留資格をリストアップした。日本人配偶者を経由したので、その後「日本人と結婚している?」と聞かれた。「いつ結婚した?」、そして「子供がいる?」との質問が続いた。この質問は、申請の可否と直接的に関係していないと思うが、申請に関わる。日本との関係は重要な基準であるそうだが、家族で住んでいることは十分だろう。「三人で生活している?」との質問は、他の重要になる人はいるかいないかという趣旨だろう。

それから、仕事についての質問。仕事があるかどうか、どういう仕事であるか。自営業の英会話教室「のようなもの」にした。申請の途中でより詳しく説明することになると思うが、この電話でそれで十分だろう。間違いではないし。妻が働いているかどうかも聞かれたが、それは生活できる能力があるかどうかと関連すると思う。

最後に、予約を取った。2週間あまり先だが、それは普通だそうだ。持ち物は在留カード(持つ義務があるので、それは問題無い)、あれば妻の戸籍謄本(だが、わざわざ発行してもらう必要はないと指摘した)、そして私の全てのパスポート。その最後はちょっと難しい。来日以来のパスポートは手元にあるが、その前のパスポートを探さなければならない。

ところで、日本語の能力について一切質問しなかった。この会話は、日本語で行ったからだろう。

面接に行けば、どのぐらい時間がかかるかは聞くと思うが、出発したと言えよう。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: