意識

先日、定期健診のために歯医者さんに行った。問題は無いと言われ、歯の状態を褒めてももらった。それはもちろんいいことだ。理由を考えれば、二つが思い浮かぶ。

一つは、遺伝子。私の歯は丈夫であることは、やはり遺伝子のお陰だ。子供の頃、よく牛乳を飲んだが、それだけで弱い歯が丈夫になるはずはない。だから、親に感謝しねばならない。

もう一つは、歯医者さんの生徒さんがいることだ。毎週歯医者さんと会うので、虫歯に当然ならない。だって、毎週歯医者さんに行ったら、虫歯になるはずはないだろう。

確かに英語のレッスンで、検診ではない。

しかし、本当に因果関係があると思う。レッスンの内容は、歯科関係は多い。仕事に英語を使うからレッスンを受けるので、それは当然だろう。だから、毎週歯の管理について考えさせてもらう。そのため、歯磨きに意識して、定期検診のお知らせが届いたら、すぐに予約しなくても、毎週「予約しなくちゃ」と思わせられる。つまり、歯磨きなどが長い間怠ることは、毎週歯医者と歯科のことを英語で話し合うことで無理にされた。いつも歯のことを意識するからだ。

この意識することは、意外と大きな影響力があると言われる。実は、毎日体重を測ったら、特にダイエットしなくても、体重が理想的な重さに近づくそうだ。それは痩せるか太るか、どちらでもできるという。なぜなら、毎日体重を確認したら、大きくなったら思わず食事をちょっと控えたり、少なかったらわざといつもより多く食べたりするからだ。

他のことにも意識するかどうかが影響を及ぼす。例えば、川崎市で、外国人の住みやすい街になる政策は多いが、外国人代表者会議が提言していないことも実現される。それは、外国人市民代表者会議が存在するため、市の職員がよく外国人市民の存在を意識するからだと思う。新しい政策を導入するときに、外国人市民への影響を考えるのは当然なごとになっているだろう。

小説などを製作するときにも同じだ。キャラクターは男性か女性かを意識しないと、自分の性別や典型的な性別になってしまう傾向は強い。ただ、意識すれば、バランスを取って、そしていつも典型的な形ではないキャラクターになる。

だから、意識させる運動には効果は期待できると私は思う。ただ単に「歯医者さんに行くべきだよ」ということだけで、人が歯医者さんに行くようになる。もちろん、完璧ではないし、強制的でもないが、社会全体への影響を軽視すべきではないだろう。同じように、自分の生活の中で、何を意識するかは、大きな影響をもたらす。気をつかなければならない。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: